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おかだこうき
岡山整体リソル代表
柔道整復師の国家資格を取得後、大阪の整形外科で勤務。病院では骨折や捻挫などの外傷の処置、麻痺や手術後のリハビリを医師と連携し対応してきました。プロ野球選手のトレーナーや同業者へのセミナーも開催し知識・技術・経験を磨いていきました。姿勢の調整に力を入れており、肩こりや腰痛など慢性的な痛みを根本からの改善に導きます。これまでの経験で予防の大切さに気づき、自律神経の調整や栄養のアドバイスなどトータル的な健康のサポートもしています。

なぜ姿勢を横からチェックするのか?|抗重力筋の重要性と姿勢改善の優先順位

今回は姿勢を横からチェックする理由についてお話しします。

僕自身、横から姿勢をチェックすることが多く、Instagramにもその写真を投稿しています。

今回はなぜ姿勢を横からチェックするのか、その理由について詳しく説明します!

目次

姿勢を横からチェックする理由

結論から言いますと、抗重力筋のバランスをチェックするためです。

抗重力筋とは、重力に抗う筋肉のことです。

具体的には、首の後ろや背中、腹筋、おしり、太ももの前後の筋肉、ふくらはぎの筋肉などが含まれます。

これらの筋肉は体の前後に存在しており、これらの筋肉のエラーをチェックするためには横からの視点が最適です。

例えば、猫背やストレートネック、スウェイバック、反り腰などの姿勢の問題は、これら抗重力筋のエラーによって引き起こされます。

抗重力筋のエラーを見つけることが重要なのは、これらの筋肉が体に与える影響が大きいためです。

これらの筋肉はボリュームが大きく、体に対する影響力も大きいです。

姿勢改善にも優先順位が必要

抗重力筋のエラー、例えば猫背や反り腰、スウェイバックなどは体に対する影響が大きいので、まずはこれらのエラーを修正することが大切です。

お客様からは肩の高さや足の長さの違いについての相談もよくいただきますが、体に対する影響度を考えると、まずは前後のバランスを整えることが優先されるべきです。

肩の高さや足の長さの違いは、抗重力筋のエラーが解消されることで自然と整うことが多いです。

例えば、肩の高さの違いは肩甲骨や背骨の調整で解決されますし、足の長さの違いは股関節のケアで改善されます。

これらのケアは、猫背や反り腰、スウェイバックの改善と共に行われることが多いです。

抗重力筋のバランスは木の幹に例えられます。

幹がしっかりしていれば、枝も自然と整います。

つまり、まずは幹である抗重力筋のバランスを整えることが重要です。

今回のまとめ

今回のお話をまとめますと、猫背やスウェイバック、反り腰などの姿勢の問題は体に大きな影響を与えるため、まずは横から見た時の姿勢を改善することが大切です。

横から見た時の姿勢が改善されても残る症状については、さらに詳しくアプローチすることで解決できます。

今回の内容が皆さんのお役に立てば嬉しいです!

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執筆者

おかだこうきのアバター おかだこうき 岡山整体リソル代表・柔道整復師

柔道整復師の国家資格を取得後、大阪の整形外科で勤務。病院では骨折や捻挫などの外傷の処置、麻痺や手術後のリハビリを医師と連携し対応してきました。プロ野球選手のトレーナーや同業者へのセミナーも開催し知識・技術・経験を磨いていきました。姿勢の調整に力を入れており、肩こりや腰痛など慢性的な痛みを根本からの改善に導きます。これまでの経験で予防の大切さに気づき、自律神経の調整や栄養のアドバイスなどトータル的な健康のサポートもしています。

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