「最近疲れやすいのは呼吸が浅いからかな?」
「起きても疲れが取れていない」
「姿勢をキレイにしたいけどなかなか効果が出ない」
このように悩むお客様はとても多いです。
僕自身、姿勢をキレイにするためには筋力や柔軟性よりも、まずは呼吸がしっかりできていることが大切だと考えています。
この記事では多くの方の姿勢を改善してきた経験から呼吸の重要性について解説していきます!
呼吸と姿勢の重要性について少しだけ
改めて説明しなくても呼吸と姿勢の重要性は、すでに皆さんご存知だと思いますのでかんたんにお話ししますね!
呼吸にはどんな働きがあるの?
酸素の供給と二酸化炭素の排出
呼吸は、体内の酸素供給と二酸化炭素の排出の主要な手段です。これにより、細胞は適切に機能し、エネルギーを生成することができます。
ストレス軽減
深く、ゆっくりとした呼吸はリラックス効果を促進し、ストレスや不安を軽減する効果があります。呼吸法を意識することで、メンタルを落ち着かせたり集中力を高めることができます。
体内の循環促進
効果的な呼吸は血液循環を良くし、全身に酸素と栄養素を効率よく運びます。これにより、体のあらゆる部位の働きが良くなります。
姿勢をキレイにするメリット
筋肉と関節の負担の軽減
良い姿勢は筋肉のバランスを保ち、関節への負担を減らします。これにより、長期的な痛みや慢性的な障害のリスクが減少します。
呼吸と循環の改善
正しい姿勢は、肺が十分に拡張し、効果的に呼吸するのを助けます。また、血液循環が改善され、全身の酸素と栄養素の分配が促進されます。
呼吸を深くするためにどんなことが必要?
姿勢の調整
胸郭の調整
背骨のアライメント(整列)を調整して、神経系の機能を最適化し、肺の容量を最大化します。
姿勢の改善
立ち方や座り方の指導を通じて、日常生活における姿勢の改善を図ります。
筋肉の緊張の緩和とストレッチ
胸郭周辺の筋肉のリリース
胸郭周辺の筋肉(胸筋、背中の筋肉など)をリリースし、拡張を促進します。
ストレッチと筋膜リリース
柔軟性を高め、胸郭の動きを改善するためのストレッチや筋膜リリーステクニックを提供します。
呼吸法の指導
深呼吸の練習
横隔膜呼吸や腹式呼吸など、深呼吸を促すための呼吸法を指導します。
生活習慣に合わせたアドバイス
呼吸に影響を与える生活習慣の改善
正しい姿勢を保つための日常生活のアドバイスを提供します。
呼吸を深くする施術のポイント
小胸筋と肋骨について
小胸筋は肋骨を引き上げる働きがあり、短縮(緊張)したままでは息を吐き切ることが難しくなります。
小胸筋へのアプローチをすることで肋骨が動きやすくなり、呼吸も深くなると考えられます。
斜角筋と普段の呼吸について
普段から呼吸が浅い人は、斜角筋という首の横の筋肉に頼って息を吸う動きをしている人が多いです。
また斜角筋の緊張は首こりを起こす原因にもなります。
首こりがある人は斜角筋をゆるめるだけではなく、腹式呼吸の練習もして呼吸の改善にも取り組みましょう!
まとめ
SNSやネットで「腹式呼吸がいい」ということは、ほとんどの方が知っていることだと思います。
しかし姿勢や筋肉の緊張の影響で、なかなか腹式呼吸が上手くできない人も多くいることも事実です。
呼吸が浅いことによる体の影響は大きいので、ぜひ早めにご相談くださいね!