腰痛が「腰だけ」が原因で起きるものではないという話を耳にしたことがある方も多いかもしれません!
実際には股関節の動きや柔軟性が腰痛に深く関わっています。
股関節は人体で最も大きな関節なのでその可動性が他の部位にも大きな影響を与えます。
今回は腰痛と股関節の関係をわかりやすく説明し改善のヒントをお伝えします◎
1・股関節と骨盤の傾きの関係
股関節の動きが骨盤の傾きと深く関わっていることを知っていますか?
例えば、股関節を屈曲(曲げる)すると骨盤が後傾し、伸展(伸ばす)すると前傾します。
股関節の動きに制限がある場合、骨盤も正しいポジションを保ちにくくなり腰への負担が増えることがあります。
デスクワークなどで長時間座っていると骨盤が後傾しやすくなり、股関節周りの筋肉が硬くなりがちになります。
2. 大臀筋と広背筋の連結
股関節の動きを支える大臀筋(お尻の筋肉)は広背筋(背中の筋肉)と胸腰筋膜を介してつながっています。
もし大臀筋が硬くなると股関節の動きが悪くなり、それが広背筋や腰の緊張につながることがあります。
股関節の柔軟性を高めることで背中全体の緊張を和らげる効果が期待できます。
腰痛改善のためには股関節だけでなく広背筋やその連結にも目を向けることが大切です!
3・姿勢と歩き方に与える影響
股関節の柔軟性は姿勢や歩行にも大きな影響を及ぼします。
特に現代では長時間座りっぱなしの生活習慣が股関節の前側を硬くさせ、歩行時にも正しい伸展動作ができない人が増えています。
その結果O脚や脚の筋肉が過剰に発達するなどの不調につながる可能性があります。
正しい姿勢とスムーズな歩行を取り戻すためにも股関節の柔軟性を意識して改善することが重要です!
さいごに
腰痛を感じる方はぜひ一度股関節の柔軟性に目を向けてみてください!
股関節の動きを改善することで腰への負担が軽減され姿勢や歩行もスムーズになるはずです(^^)
「腰痛が取れない」「歩き方が気になる」という方はぜひ一度リソルにご相談ください!