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おかだこうき
岡山整体リソル代表
柔道整復師の国家資格を取得後、大阪の整形外科で勤務。病院では骨折や捻挫などの外傷の処置、麻痺や手術後のリハビリを医師と連携し対応してきました。プロ野球選手のトレーナーや同業者へのセミナーも開催し知識・技術・経験を磨いていきました。姿勢の調整に力を入れており、肩こりや腰痛など慢性的な痛みを根本からの改善に導きます。これまでの経験で予防の大切さに気づき、自律神経の調整や栄養のアドバイスなどトータル的な健康のサポートもしています。

腸腰筋は鍛えない方がいい?自然と使える体を作る4つの方法

「腸腰筋を鍛えましょう」

こんな言葉をSNSやYouTubeで見たことがある方も多いのではないでしょうか。

でも僕は腸腰筋は“鍛える”よりも“自然と使えていた”という感覚の方が大切だと考えています。

今回はその理由と、腸腰筋をうまく使うために必要な4つのポイントをお伝えします。

ぜひ最後までご覧ください!

目次

腸腰筋がうまく使えない理由①:姿勢の崩れ

反り腰になると骨盤が前に傾き、腸腰筋は縮んだままになります。

筋肉は伸び縮みしてこそ力を発揮できるものなので、縮こまりっぱなしでは本来の働きができません。

逆にスウェイバック姿勢では、骨盤が後ろに倒れて腸腰筋が引き伸ばされ続けます。

これもやはり、うまく収縮できない原因に。

このように姿勢が崩れたままでは、腸腰筋を鍛えようとしてもうまく働きません。

まずは姿勢を整えることが大前提!

腸腰筋がうまく使えない理由②:座りっぱなし・運動不足

長時間座っていると、股関節は90度に曲がった状態が続きます。

腸腰筋は縮んだままになり、次第に硬くなってしまう。

また歩く量が少ないと、足全体の筋力が低下し、腸腰筋も使われなくなります。

特別な腸腰筋トレーニングをしなくても大丈夫。

スクワットやランジのように股関節を動かすだけでも、自然と腸腰筋を使えるようになります!

腸腰筋がうまく使えない理由③:股関節の柔軟性不足

腸腰筋がしっかり働くには、股関節の可動域が欠かせません。

屈曲・伸展だけでなく、外転・内転・内旋・外旋といった動きに対応できる柔軟性が必要です。

筋肉はしっかり伸びて、しっかり縮むことで力を発揮します。

そのためにはストレッチや可動域を広げるケアもとても重要です。

腸腰筋がうまく使えない理由④:腰椎(支点)の不安定さ

腸腰筋は、腰椎(背骨の腰部分)から大腿骨(太ももの骨)にかけて走る筋肉です。

筋肉が力を発揮するためには、「支点」が安定している必要があります。

つまり腰椎がグラグラな状態では、いくら腸腰筋を鍛えても効果が出にくいんです。

そのためには、腹筋などの体幹筋を使って腰椎を安定させることが必須。

腸腰筋単体でのトレーニングよりも、まずはこの“支点の安定”を意識することが大切です!

さいごに

腸腰筋は「背骨と足」をつなぐ唯一の筋肉。

だからこそ、うまく使えるようになることで体幹と下肢の連動性が高まり、動きやすい体になります。

鍛えることばかりを意識するのではなく、自然と使える状態を整えることが大切。

そのために意識したいのは
1・姿勢を整える
2・歩くなどの軽い運動を増やす
3・股関節の柔軟性を確保する
4・腰椎を安定させる体幹トレーニングを取り入れる

腸腰筋を“使える状態”に整えて、動きやすく疲れにくい体を手に入れてください!

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執筆者

おかだこうきのアバター おかだこうき 岡山整体リソル代表・柔道整復師

柔道整復師の国家資格を取得後、大阪の整形外科で勤務。病院では骨折や捻挫などの外傷の処置、麻痺や手術後のリハビリを医師と連携し対応してきました。プロ野球選手のトレーナーや同業者へのセミナーも開催し知識・技術・経験を磨いていきました。姿勢の調整に力を入れており、肩こりや腰痛など慢性的な痛みを根本からの改善に導きます。これまでの経験で予防の大切さに気づき、自律神経の調整や栄養のアドバイスなどトータル的な健康のサポートもしています。

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