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おかだこうき
岡山整体リソル代表
柔道整復師の国家資格を取得後、大阪の整形外科で勤務。病院では骨折や捻挫などの外傷の処置、麻痺や手術後のリハビリを医師と連携し対応してきました。プロ野球選手のトレーナーや同業者へのセミナーも開催し知識・技術・経験を磨いていきました。姿勢の調整に力を入れており、肩こりや腰痛など慢性的な痛みを根本からの改善に導きます。これまでの経験で予防の大切さに気づき、自律神経の調整や栄養のアドバイスなどトータル的な健康のサポートもしています。

体が変わる鍵は「適応」|筋トレ・柔軟性・自律神経を整える考え方

「筋トレを続けているのに、なかなか体が変わらない」

「ストレッチしても柔軟性が上がらない」

「自律神経が乱れやすくて、なんとかしたい」

そんなふうに感じたことはありませんか?

実は、筋力も柔軟性も自律神経も、すべて「適応」という仕組みで変化していくんです。

今回は、この「適応」という視点から、体を変えていくためのイメージの持ち方についてお話ししていきますね。

目次

筋力も柔軟性の向上も「適応」から始まる

皆さん、筋トレはしていますか?ストレッチはしていますか?

2026年、いいタイミングなので、これから頑張っていこうという方も多いと思います。

この筋トレや柔軟性のためのストレッチ、これらも結局は「適応」なんですよね。

筋トレと適応のメカニズム

たとえば、週4回くらい筋トレに通うとするじゃないですか。

ちょっとずつ慣れてきたら次の重さに挑戦して、またそれに慣れたらさらにレベルアップする。回数や重さをコントロールしながらトレーニングしていくと思います。

筋力が上がっていくのも、適応の一つなんです。

重たい刺激が加わると、「この刺激に耐えるために頑張らなきゃ」という反応が体に起きます。損傷した筋肉にエネルギーが入って、「次からはもっと強くならなきゃ」という状態になる。

そこで筋肉痛が起きたり、栄養が入ることで筋肉のボリュームが大きくなったり、出力が高くなっていく。これも適応ですよね。

柔軟性も「神経の適応」から始まる

柔軟性に関しても同じことが言えます。

これまで体が硬かった人がストレッチを始めると、最初は硬いと思うんです。前屈しただけで体が突っ張って、「これ以上いかないな」という感覚になる。

でも、ちょっとずつ繰り返していくことで、まず脳が適応するんですよね。

「この動きって必要な動きなのかもしれないな」と神経が適応してくれると、「ここまでいかなきゃいけないな」「ここまではいけるんじゃないか」という感覚に変わっていく。

このレベルアップの繰り返しで、柔軟性は広がっていきます。

実際に、神経が適応してから筋肉の伸縮性が上がるという研究もあるんです。

今の体は「今までの環境に適応した結果」

これから筋力をつけたい、柔軟性を広げたい、不調を取りたいという方にとって、今までの行動との変化はすごく重要です。

なぜかというと、今の体は今までの環境に適応した結果だからです。

たとえば反り腰があると、腰の筋肉って短縮するんですけど、これも反り腰に対して筋肉が適応した結果なんですよね。反り腰で体を支えなきゃいけないから、腰の筋肉が硬くなる。

胸郭が動きにくいから肋骨が広がらない、肺が膨らまないから肩をすくめるようにして呼吸をしている。これも今の肋骨の硬さに適応した結果なんです。

別に今の体の状況や調子を責めてほしいわけじゃないんですけど、今の体に至るまでに適応してきた経緯があるんだな、とイメージしてあげてもらえたらなと思います。

どこかが痛いとか、姿勢が悪いとか、歪んでいるとか、いろいろあると思います。でもこれらすべて、今までの生活習慣や痛み、姿勢に適応してきた結果なんです。

だから、これからは違うことに体を適応させていけばいい。

筋肉をつけていくためにトレーニングで体を慣れさせる。柔軟性を広げるために可動域を少しずつ広げていく。治療に行って痛みが少なくなることに慣れさせる。これも適応の一つなんですよね。

メンタルや自律神経も「適応」する

自律神経やメンタルの方が、適応ってわかりやすいんじゃないかなと思います。

本来、自律神経は交感神経と副交感神経を行ったり来たりしながら生活しています。日中は活動モードの交感神経、寝る時は副交感神経が優位になる。これは皆さんご存知だと思います。

ストレス環境での自律神経の変化

ただ、日中にめちゃくちゃストレスがかかるとどうなるか。

上司から嫌な対応をされることが多いとか、安心できない環境にいるとか。受験に向かってかなりプレッシャーをかけて追い込んでいるとか。

こういったものは、交感神経が優位になるサインですよね。

仕事でのストレスや受験へのプレッシャーで、交感神経を優位にした方が体を守りやすくなる。そうすると、副交感神経にスイッチが切り替わりにくくなるんです。

それが長期間続いてしまうと、自律神経の乱れと言われる状態になる。交感神経が優位な状態が続くと、体は「もうこれ以上頑張れない」という状況になってしまいます。

ポリヴェーガル理論で言うと、背側迷走神経が優位になる。シャットダウンというか、省エネモードみたいな状況になってしまうわけです。

安心感が自律神経改善のカギ

だから僕が常々言っているように、自律神経やメンタルの改善において大事なのは、結局「安心感」だと思っているんですよね。

受験前とか大きな大会があるとか、乗り越えるべきものがある時は、多少のアップダウンや交感神経が優位になる感覚は仕方ない。

でも、仕事とかこれから長く続く生活環境であれば、安心がすごく大事なんです。

安心できる環境があるから、体はゆっくり休める。

いつ獣に襲われるかわからない状態とか、海外の治安が悪い地域にいる時って、安心できないですよね。そういう状況だと、体は自ずと守ろうとして交感神経を優位にする。

だから、安心できる環境とか、安心できる対象がいる友達や家族がいるっていうのは、めっちゃ大事なんです。

安心できる環境に体を慣れさせていくと、ちゃんと休めるようになってくる。改善するためには、安心・安全を感じられるという「適応」が大事かなと思います。

ぜひ、皆さんにとっての安心できる状況や環境を言語化してみてくださいね。

まとめ|これからはプラスの方向に適応させていこう

今回は「適応」についてお話ししました。僕の中でもすごく大事な考え方です。

いい状況になるにも適応が必要ですし、今不調があるのであれば、それも適応してきた結果。

だから、不調になったからバッドモードに入るんじゃなくて、「これまで頑張ってきた結果なんだ」と受け止めてあげてほしい。

ただ、これからはプラスの方向に向かうように適応させていく必要があるので、何をするべきか整理しながら生活してみてくださいね。

体は必ず変わっていきます。焦らず、少しずつ、新しい刺激に適応させていきましょう。

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執筆者

おかだこうきのアバター おかだこうき 岡山整体リソル代表・柔道整復師

柔道整復師の国家資格を取得後、大阪の整形外科で勤務。病院では骨折や捻挫などの外傷の処置、麻痺や手術後のリハビリを医師と連携し対応してきました。プロ野球選手のトレーナーや同業者へのセミナーも開催し知識・技術・経験を磨いていきました。姿勢の調整に力を入れており、肩こりや腰痛など慢性的な痛みを根本からの改善に導きます。これまでの経験で予防の大切さに気づき、自律神経の調整や栄養のアドバイスなどトータル的な健康のサポートもしています。

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