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おかだこうき
岡山整体リソル代表
柔道整復師の国家資格を取得後、大阪の整形外科で勤務。病院では骨折や捻挫などの外傷の処置、麻痺や手術後のリハビリを医師と連携し対応してきました。プロ野球選手のトレーナーや同業者へのセミナーも開催し知識・技術・経験を磨いていきました。姿勢の調整に力を入れており、肩こりや腰痛など慢性的な痛みを根本からの改善に導きます。これまでの経験で予防の大切さに気づき、自律神経の調整や栄養のアドバイスなどトータル的な健康のサポートもしています。

痛みの先にある「理想の自分」へ|人生の楽しみを取り戻す整体アプローチ

最近、「楽しいな」「幸せだな」と感じる時間って、どれくらいありますか?

仕事や家事に追われて、気づけば毎日があっという間に過ぎていく。腰や膝、肩こりや頭痛に悩まされて、「楽しむ」以前にまず体がツラい。

そんな状態だと

「そもそも自分にとっての幸せって何だろう?」
「何をしているときが一番楽しいんだろう?」

と、あらためて考える機会もなかなか持てなかったりしますよね。

今日は、ぼく自身が最近すごく腑に落ちた「人生の幸せ・楽しみ」と「整体の役割」についてお話ししていきます。

読み終わるころには

・自分にとっての幸せや楽しみの“軸”をちょっと言葉にしてみたくなる
・整体で体を整える意味が、少し違って見えてくる

そんなきっかけになればうれしいです。

目次

人生の「幸せ」や「楽しみ」、言葉にできますか?

まず、あらためてお聞きしたいんですが、あなたにとっての「幸せ」や「楽しみ」って、どんな状態ですか?

すぐにスラスラと言葉にできる人もいれば、「うーん…改めて聞かれると難しいな」と感じる人も多いと思います。

別に、今ハッキリと答えが出なくても大丈夫です。これから少しずつ探していけばいいですし、これから自分なりの“定義”を作っていけばいいだけなので、焦る必要もありません。

ただ、ぼくは最近

「幸せ」や「楽しみ」の尺度を自分なりに持っているかどうかは、思った以上に大きなポイントかもしれない

と感じるようになりました。

そのきっかけになったのが、専門学校時代の先生の言葉なんです。

思い出作りを人生のテーマにしている先生との出会い

ぼくは岡山の専門学校に通って、柔道整復師という国家資格を取りました。

そのときの学校の先生が、今も印象に残っているんです。年齢は今だと60歳前後くらい。とても優しくて、若々しくて、すごく活発な先生でした。

あるとき、ふとその先生のインスタグラムを見つけて、懐かしくなって覗いてみたんですね。

そこには

・外食でラーメンを食べに行かれた写真
・釣りに行ったときの写真
・小学生〜中学生くらいのお子さんと一緒に家族で出かけた写真

そんな「日常の楽しみ」「家族との時間」がたくさんアップされていました。

「先生、相変わらず若々しくて楽しそうだなぁ」なんて思いながら見ていたんですが、整骨院のホームページも気になって、プロフィール欄を覗いてみたんです。

そこで目に入ってきたのが、この一文でした。

「私の人生で一番大切なのは、思い出作りだと考えています」

これを読んだ瞬間

「あぁ、先生らしいなぁ」
「この感覚、この価値観、素敵だな」

と、すごく心に刺さったんです。

「思い出作り」という人生の物差し

先生は、学校の先生として働きながら、整骨院も経営されています。

・家族との旅行や外食
・趣味の釣り
・子どもたちとの時間

そういった日常のひとつひとつが、先生にとっては全部「思い出作り」なんですよね。

その「思い出作り」というテーマがあるからこそ

・そのために仕事をがんばる
・家族との時間を大事にする

といった、日々の選択がブレずに積み重なっているんだろうな、と感じました。

人生における、自分なりのはっきりした指標・物差しを持って生きている。なんか、すごく素敵だなと思ったんです。

幸せや楽しみを支える前提に「健康」がある

ここから、ぼく自身の話になります。

先生の価値観に触れたことで、あらためて

「じゃあ、ぼくにとっての幸せとか楽しみって何だろう?」
「うちに来てくださるお客さんにとっては、どんな状態が幸せなんだろう?」

と考えるようになりました。

たとえば、人によって「楽しい」「幸せ」と感じることは本当にいろいろだと思います。

・旅行に行くこと
・家族や友達とワイワイする時間
・運動しているときの感覚が好き
・登山が趣味で山に登る瞬間がたまらない

どれも立派な「人生の楽しみ」ですよね。

でも、こういった幸せな時間・楽しい状況をつくるために、共通して大事になるものがあるなと、ぼくは強く感じました。

それが「健康な体」なんです。

整体のゴールは「痛みが取れた先」にある

僕がお手伝いしているのは

・姿勢の改善
・肩こりや腰痛などの不調
・股関節や膝の痛み

といった、体の悩みを整えていくことです。

もちろん、痛みを改善すること自体はとても大事です。でも本当のゴールは、その先にあると感じています。

実際に、これまでこんなご要望をいただいてきました。

「旅行に行きたいから、股関節や膝の痛みを何とかしたい」
「登山が好きだから、もっと体のパフォーマンスを上げたい」

どのお客さんも「痛みを取ること」そのものが最終目的なわけではなくて

「旅行を楽しみたい」
「趣味の登山を続けたい」

といった「人生の楽しみ」のために体を整えたい、という思いを持って来てくださっているんですよね。

このことに気づいたとき、僕の中で整体の捉え方が少し変わったんです。

整体は、ただ体を直すだけじゃない。その人の“楽しみ”や“幸せ”そのものをサポートできる仕事なんじゃないか。

そう考えるようになりました。

整体は「人生の楽しみ」をサポートする仕事

もともとこの仕事がすごく好きなんですが

「お客さんの幸せや楽しみに、ちょっとでも背中を押せているんじゃないか」

と思えたことで、自分の中で整体の意味がよりハッキリしてきた感覚があります。

うちに来てくださっているお客さんからは

・「前より旅行が楽になった」
・「不調なく生活できる時間が増えた」
・「運動が続けやすくなってきた」

そんな声をいただくことが多いです。

単に痛みが軽くなった、というだけじゃなくて
・日常がちょっと前向きになっている
・好きなことを楽しめる時間が増えている

そういうお話を聞かせてもらえると

「あぁ、整体ってやっぱりいい仕事だな」
「もっと腕を磨いていきたいな」

と、心から思うんです。

お客さんから教わった価値観が、僕の整体をつくっている

もうひとつ、ぼくが大事にしている感覚があります。

それは「お客さん・患者さんのおかげで、人として育ててもらったな」ということ。

・病院時代や整骨院で診ていた患者さん
・今、岡山整体リソルに来てくださっているお客さん

これまで本当にたくさんの方とお話ししてきましたが、そのなかでいろんな価値観や考え方に触れさせてもらいました。

今のぼくがあるのは、そういった方々との出会いのおかげだと感じています。

施術中にお話ししていて

・「これ、大事な感覚やな」
・「この考え方、ちゃんと残しておきたいな」

と思うことがちょこちょこ出てきます。

そんなときは、必ずメモに残すようにしているんです。僕のエッセンスと言いつつも、実際はお客さんからいただいた価値観や、ものの見方なんですよね。

だからこそ、こういう「価値観の話」も、たまにはブログや配信でお伝えしていけたら面白いんじゃないかな、と思っています。

不調の裏には、必ず「理想の自分」がいる

体を良くしたい、と言って来られる方も、よくよく話を聞いていくと

「その先に叶えたい“理想の自分”」

を持っていることがほとんどです。

たとえば

・仕事に集中したいから、肩こりや頭痛を何とかしたい
・日常生活をもっと楽しみたいから、慢性的な不調を改善したい
・ファッションを楽しみたいから、ボディメイクをしたい

どれも

「不調を直したい」だけじゃなくて、その先にある「なりたい自分」がハッキリしている状態

なんですよね。

ぼくにとって整体は、その「理想の自分」に近づくためのお手伝いをする仕事でもあります。

だからこそ

・技術面もしっかり磨いていくこと
・目の前の人が大事にしている価値観を聞かせてもらうこと

この2つをこれからも続けていきたいなと思っています。

あなたの「これからの人生のテーマ」を考えてみませんか?

ここまで読んでくださったあなたにも、ぜひ一度考えてみてほしいことがあります。

「自分にとっての幸せ・楽しみって何だろう?」
「これからどんな人生を歩んでいきたいだろう?」

データを見ると、ぼくの配信は40代以上の方に多く聞いていただいていて、いわば“人生の先輩方”がたくさんです。

そんな方々に向かって、

「これから人生どう生きたいですか?」

なんて聞くのは、ちょっと失礼かもしれませんが…

でも、整体をしている人間として、やっぱり大事な視点だと思うんです。

テーマは、どんなものでもいいと思います。

・これから運動をがんばって、体力をつけていきたい
・先生のように「思い出作り」を大切にしたい
・旅行に行って、まだ見たことのない絶景を見てみたい

人それぞれ、いろんな価値観があって当然です。

その「自分なりのテーマ」に向かって、体を良くしていく。少しずつレベルアップさせていく。

そんな整体の使い方も、すごく素敵だなとぼくは思っています。

まとめ:幸せや楽しみがあるから、体を整える意味が生まれる

最後に、今日お話ししたことを簡単にまとめます。

・人生の「幸せ」や「楽しみ」を、自分なりの言葉で持っておくと、日々の選択の指標になる

・専門学校時代の先生の「人生で一番大切なのは思い出作り」という言葉から、その大切さをあらためて実感した

・旅行や趣味、家族との時間など、幸せな瞬間を楽しむためには「健康な体」が土台になる

・整体のゴールは、痛みを取ることだけではなく、その先の「理想の自分」「人生の楽しみ」をサポートすること

僕は整体を通して「あなたが大事にしている幸せや楽しみ」を、少しでも長く続けられるように支えたい。

そう思っています。

今、もし体の不調でやりたいことをガマンしているなら、それは決して「年だからしょうがない」と片づける必要はないはずです。

・これからどんな思い出を作りたいのか
・どんな自分で毎日を過ごしたいのか

その気持ちを大事にしながら、一緒に体を整えていけたらうれしいです。

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執筆者

おかだこうきのアバター おかだこうき 岡山整体リソル代表・柔道整復師

柔道整復師の国家資格を取得後、大阪の整形外科で勤務。病院では骨折や捻挫などの外傷の処置、麻痺や手術後のリハビリを医師と連携し対応してきました。プロ野球選手のトレーナーや同業者へのセミナーも開催し知識・技術・経験を磨いていきました。姿勢の調整に力を入れており、肩こりや腰痛など慢性的な痛みを根本からの改善に導きます。これまでの経験で予防の大切さに気づき、自律神経の調整や栄養のアドバイスなどトータル的な健康のサポートもしています。

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