「ベッドに入ってもなかなか眠れない」
「どんな姿勢をとってもしっくりこない」
そんな経験はありませんか?
寝転んでもリラックスできるポジションが見つからない、首や肩が硬くて違和感を感じる、最近マットレスが合わなくなった気がする…。もしかすると、睡眠の質が悪くなっているのはマットレスのせいだと思っていませんか?
実は、寝つきの悪さの原因は意外なところにあるかもしれません。今回はそんなお悩みを抱える方にぜひ試してほしいことについてお話しします。
寝つきが悪い本当の原因とは
体の力が抜けていないだけかもしれない
「そんなこと?」と思われるかもしれませんが、まず試してほしいのがストレッチなんです。
寝つきが悪い方に共通しているのは、実は「体の力が抜けない」こと。体が緊張状態のまま続いてしまっていて、そのせいで寝る体勢が定まらなかったり、違和感を感じてなかなか寝つけなくなっているんですね。
マットレスを変える前に考えてほしいこと
もしかしたら新しいマットレスに買い替えても、体がガチガチの状況であれば合わないかもしれません。枕難民やマットレス難民という言葉がありますが、寝具が悪いのではなく、ただ単に体の力が抜けていないだけというケースは非常に多いんです。
だからこそ、体の柔らかさを作ってあげることが、優先順位としては高いと考えています。
寝る前のストレッチが睡眠の質を変える
どれくらいストレッチすればいい?
ぜひ寝る前にストレッチを入念にしてみてください。
もしお時間に余裕があれば、15分から30分くらいストレッチをしてあげてみてほしいんです。もちろん皆さん忙しいので、そこまでの時間を確保するのが難しいかもしれません。でも、とにかくストレッチをして体を柔らかくしてから寝てみると、意外とすっと寝つけたという人が多いんです。
具体的にどんなストレッチをすればいい?
難しいことをする必要はありません。基本的な内容でOKです。
床に座った状態で前屈をする、その状態で開脚をして体を横に倒す、太ももの前を伸ばす、首肩を横に倒すなど、全体的に体を伸ばすことができればいいんじゃないかなと思います。
ストレッチで朝の目覚めも変わる
寝つきの感覚が変わってくれたら、朝起きた時の体の状態も変わってきます。
朝起きた時にすでに体がバキバキ、起きた時に腰が痛い、すでに首肩が凝ってる感じがする…。そういうお悩みをたまに受けるんですけれども、体の柔軟性が変わってくれれば、朝起きた時の感覚も変わってくれる人がすごく多いんです。
反り腰も睡眠の質を下げる原因に
反り腰が引き起こす問題
別の視点からもお伝えしておきたいことがあります。
反り腰の方は、仰向けで寝た時に腰が浮くような形になってしまいます。背中や腰が緊張してしまう、短縮状態になってしまって、その結果、寝ているだけでも腰が痛い、朝起きたら腰が痛いというような症状につながってくるんです。
姿勢改善も大切
ストレッチももちろん大事なんですけれども、反り腰などの不良姿勢を直すことも睡眠の質の改善につながります。
反り腰が強い方は、自分でトレーニングをしていくことや、整体や整骨院に通ってしっかりと姿勢を直していくことも重要です。
まとめ:今日から始められる睡眠改善
寝つきが悪い人は、姿勢改善と柔軟性の改善、そしてストレッチをしてから寝るようにしてあげてみてください。
マットレスを買い替える前に、まずは自分の体と向き合ってみることをおすすめします。体の緊張をほぐし、柔軟性を高めることで、今使っている寝具でも快適に眠れるようになるかもしれません。
今夜から、寝る前の15分をストレッチの時間にしてみませんか?きっと睡眠の質が変わり、朝の目覚めも変わってくるはずです。