MENU
おかだこうき
岡山整体リソル代表
柔道整復師の国家資格を取得後、大阪の整形外科で勤務。病院では骨折や捻挫などの外傷の処置、麻痺や手術後のリハビリを医師と連携し対応してきました。プロ野球選手のトレーナーや同業者へのセミナーも開催し知識・技術・経験を磨いていきました。姿勢の調整に力を入れており、肩こりや腰痛など慢性的な痛みを根本からの改善に導きます。これまでの経験で予防の大切さに気づき、自律神経の調整や栄養のアドバイスなどトータル的な健康のサポートもしています。

病院で改善しなかった耳鳴りに|整体が行う3つの原因別アプローチ

「耳鳴りが気になるけれど、病院では“自律神経の乱れ”と言われて終わってしまった」

そんな経験はありませんか?

耳鳴りは原因が多岐にわたるため、薬や検査だけでは改善しないケースも少なくありません。

今回は整体でサポートできる耳鳴りの原因とアプローチ方法についてお話します。

目次

整体で対応できる耳鳴りの原因

整体の現場で多い耳鳴りの背景は、大きく3つに分けられます。

1・顎関節や食いしばりによる影響
2・頸椎(首の背骨)の問題
3・姿勢の乱れによる負担

この3つは互いに関連しており、複合的に耳鳴りを引き起こしていることもあります。

食いしばりと首の関係

食いしばりがあると、首や肩の筋肉が常に緊張状態になります。

特に頸椎の上部(C1~C3)には、耳の奥に通じる神経が走っており、この部分が硬くなると神経伝達が悪化する可能性があります。

そのため、顎まわりの筋肉をゆるめるケアや、頸椎へのアプローチは耳鳴り改善に有効と考えられています。

筋肉の緊張と神経の過敏化

脳幹には蝸牛核や前庭核と呼ばれる、音や平衡感覚を処理する重要な神経核があります。

筋肉の過緊張により、これらの神経核が過敏化し、本来音のない状態でも”雑音”として耳鳴りを感じてしまうことがあります。

整体では筋肉の過緊張を取り除き、神経核の過敏化を軽減することを目的に施術を行います。

姿勢からくる耳鳴り

反り腰やスウェイバック姿勢では、上半身が後ろに倒れやすくなります。

すると目線を保つために頭が前に落ち、ストレートネックになりやすくなります。

ストレートネックは上部頸椎に負担をかけ、結果的に耳へつながる神経や前庭核・蝸牛核に影響を与えることがあります。

そのため、姿勢改善は耳鳴り対策にも重要です。

まとめ:まずは病院での検査が優先

整体では、顎・首・姿勢の3方向から耳鳴り改善をサポートできますが、すべての耳鳴りに対応できるわけではありません。

特に以下の症状がある場合は、すぐに医療機関を受診してください。

・ろれつが回らない
・目の焦点が合わない
・急なめまいや手足のしびれ
・むち打ちなどの外傷後の耳鳴り

MRIやCTで異常がないと診断された後に、整体によるケアを検討するのが安心です。

ぜひ参考にしてみてください!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

執筆者

おかだこうきのアバター おかだこうき 岡山整体リソル代表・柔道整復師

柔道整復師の国家資格を取得後、大阪の整形外科で勤務。病院では骨折や捻挫などの外傷の処置、麻痺や手術後のリハビリを医師と連携し対応してきました。プロ野球選手のトレーナーや同業者へのセミナーも開催し知識・技術・経験を磨いていきました。姿勢の調整に力を入れており、肩こりや腰痛など慢性的な痛みを根本からの改善に導きます。これまでの経験で予防の大切さに気づき、自律神経の調整や栄養のアドバイスなどトータル的な健康のサポートもしています。

目次