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おかだこうき
岡山整体リソル代表
柔道整復師の国家資格を取得後、大阪の整形外科で勤務。病院では骨折や捻挫などの外傷の処置、麻痺や手術後のリハビリを医師と連携し対応してきました。プロ野球選手のトレーナーや同業者へのセミナーも開催し知識・技術・経験を磨いていきました。姿勢の調整に力を入れており、肩こりや腰痛など慢性的な痛みを根本からの改善に導きます。これまでの経験で予防の大切さに気づき、自律神経の調整や栄養のアドバイスなどトータル的な健康のサポートもしています。

人に頼るのが苦手なあなたへ|自律神経と安心感の関係

今日は「誰かに頼るのが苦手」ということが、自律神経にどんな影響を与えるのかについてお話していきます。

「全部自分でやらなきゃ」
「人に頼むのは申し訳ない」

そんなふうに思って頑張りすぎてしまう方、意外と多いのではないでしょうか?

実はそれ、体にとっても心にとっても大きな負担になることがあるんです。

今回は、そんな「頼ること」と「自律神経」の関係を深掘りしていきます。

ぜひ最後までご覧ください!

目次

頼れない性格が自律神経に与える影響

僕が整体の中でよくお話ししている「自律神経」。

これは健康や生命維持において欠かせない存在ですが、最近は「コミュニケーションのツール」としても機能しているのでは?と感じることが増えてきました。

たとえば、人の顔色や表情を見て「この人、体調悪そうだな」と察することがありますよね。それも脳や自律神経が発達した人間だからこそ。

逆に、怒っている人が近くにいれば緊張したり、笑顔の人がいれば安心したりする。そんなふうに、周りの空気を察知する力も、僕たちの体に備わっているんです。

これは人間が「集団で生きる動物」だからこその進化。

つまり、自分の状態をオープンにして、誰かと支え合うことは、生物としてごく自然なことなんです。

頼れない状態は“進化への逆行”かもしれない

それなのに、誰にも相談できず、ひとりで抱え込んでしまうことは、人間としての進化に逆らうような行動ともいえます。

周りの助けをうまく借りながら生きていくことで、自律神経も落ち着いてバランスが取りやすくなります。

でも実際には…

・誰かに頼るのが苦手
・迷惑かけたくない
・弱さを見せたくない

そう思ってしまう方も多いはずです。

僕もずっと“頼るのが苦手な人”でした

ここからは少し僕自身の話をさせてください。

実は僕も、頼るのがめちゃくちゃ苦手なタイプです。

関係あるかわかりませんが、3兄弟の長男として育ってきたことも影響していると思います。

「長男なんだからしっかりしなさい」
「お兄ちゃんなんだから我慢しなさい」

そんなふうに育った僕は、自然と「頼るより我慢する」「自分でなんとかする」ことが当たり前になっていました。

弟たちは上手に人に甘えたり、お願いしたりできていたのに、僕はなかなかそれができず…。

ちょっとしたことでも「俺は大丈夫」「自分でなんとかするよ」と言ってしまうんですよね。

頼ることは“甘え”ではない

でも最近になってやっと思えるようになってきました。

「頼ることは、甘えじゃない」
「頼られることも、嬉しいことなんだ」と。

自律神経を整えるうえでも、人と関わること、安心できる環境をつくることはとても大事です。

一人で頑張りすぎてしまうと、ある日突然パンクしてしまうこともある。

そうなる前に、少しでもいいから誰かに頼ってみる。

それだけで心も体も少し軽くなるかもしれません。

さいごに

僕自身もまだまだ頼るのが得意ではありません。

でも、少しずつリハビリのように、頼る練習をしています。

同じように「頼るのが苦手」と感じている方がいたら、無理のない範囲で大丈夫なので、身近な誰かに少しだけ話してみてください。

それがきっと、自律神経のバランスを整える第一歩になるはずです。

あなたが少しでも安心できる日々を過ごせますように!

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執筆者

おかだこうきのアバター おかだこうき 岡山整体リソル代表・柔道整復師

柔道整復師の国家資格を取得後、大阪の整形外科で勤務。病院では骨折や捻挫などの外傷の処置、麻痺や手術後のリハビリを医師と連携し対応してきました。プロ野球選手のトレーナーや同業者へのセミナーも開催し知識・技術・経験を磨いていきました。姿勢の調整に力を入れており、肩こりや腰痛など慢性的な痛みを根本からの改善に導きます。これまでの経験で予防の大切さに気づき、自律神経の調整や栄養のアドバイスなどトータル的な健康のサポートもしています。

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