肩こりに悩んでいる方は多いですが、その原因が「呼吸の浅さ」にあることをご存知でしょうか?
実は呼吸と肩こりはとても深い関係にあります。
今回はそのメカニズムについて詳しく説明し、肩こり改善に役立つ体幹の使い方について考えてみましょう!
呼吸が浅いと肩こりが起こる理由
呼吸が浅くなると、腹筋をきちんと使うことが難しくなります。
特に肋骨を下制させる動きが弱くなるため、肋骨が上がった状態で固定されてしまいがちです。
この状態では首や肩の筋肉、特に僧帽筋や斜角筋が過剰に緊張し、短縮することで肩こりや姿勢不良が引き起こされてしまいます。
体幹と呼吸の重要な関係
呼吸が浅くなることで、体幹の使い方にも影響を与えます。
呼吸が深く行えるようになると、胸郭の動きがスムーズになり、体幹が上手く使えるようになります。
これは肩こりの予防だけでなく、体全体のバランスを整えるためにとても重要です!
体幹の定義は様々ですが、僕は特に腹横筋の働きを重視しています。
腹横筋は手や足の動作の際に最初に収縮する筋肉であり、これが正しく機能することで腰椎が安定し、身体の動きがスムーズになります。
つまり、腰椎をしっかりと安定・固定させる力が、体幹の機能を最大限に引き出す鍵となります
腹横筋の使い方が肩こり解消に繋がる
肩こりを解消するためには、呼吸を深くし、腹横筋を効率的に使える状態を作ることが大切です。
そのためには、まず腰椎を安定させることが必要です。
腹横筋が適切に働くことで、肋骨が自然と下がり、呼吸も深くなります。
これにより、首や肩の筋肉がリラックスし、肩こりが改善されやすくなります。
まとめ
肩こりの原因は、肩や首の筋肉の緊張だけでなく、呼吸の浅さが大きく影響しています。
呼吸が浅いと腹筋や体幹がうまく使えず、姿勢不良や肩こりを引き起こす原因となります。
正しい呼吸と体幹の使い方を意識し、肩こりの根本的な改善を目指しましょう◎