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おかだこうき
岡山整体リソル代表
柔道整復師の国家資格を取得後、大阪の整形外科で勤務。病院では骨折や捻挫などの外傷の処置、麻痺や手術後のリハビリを医師と連携し対応してきました。プロ野球選手のトレーナーや同業者へのセミナーも開催し知識・技術・経験を磨いていきました。姿勢の調整に力を入れており、肩こりや腰痛など慢性的な痛みを根本からの改善に導きます。これまでの経験で予防の大切さに気づき、自律神経の調整や栄養のアドバイスなどトータル的な健康のサポートもしています。

手足の冷えで眠れない人必見!睡眠の質を高める自律神経ケア

「夜中に何度も目が覚める」
「手足がいつも冷えて眠れない」

そんな悩みを抱えていませんか?

睡眠の質・冷え・自律神経は密接に関係しています。

今回は実際のケースを交えながら、そのつながりと改善のヒントをお伝えします。

当てはまる方はぜひ最後までご覧ください!

目次

睡眠の質が下がると冷えやすくなる理由

質の悪い睡眠が続くと、体は“交感神経優位”の状態になりがちです。

これは常に活動モードでいるようなもので、手足の血管が収縮し、手足への血流が減少します。

血液は酸素や栄養だけでなく「熱」も運びます。

なので血管が細くなると熱が届かず、手足の冷えにつながってしまうのです。

冷えが睡眠を妨げるメカニズム

逆に、冷えがあることで睡眠の質が落ちるケースも多くあります。

寒さを感じると、体は尿を作りやすくするホルモンを分泌。夜中にトイレへ行きたくなり、睡眠が何度も中断されてしまいます。

結果として、一晩を通して熟睡できず、2〜3時間ごとに目がさめるような浅い眠りになってしまいます。

冷え・睡眠改善に必要なポイント

質の良い睡眠を取るためには、手足の血管を広げて血流を確保することが大切です。

・ストレッチや軽い運動で筋肉をゆるめる
・お風呂でしっかり温まる
・熱を作るために十分な食事をとる

基本的な方法ですが、何よりも体とメンタルをリラックスさせることが重要なので、ぜひ試してみてください!

実際の改善例:呼吸と胸郭アプローチ

実際の整体での施術例をご紹介します。

今回の60代女性のケースでは、呼吸の浅さと肩甲骨まわりの強いこわばりが見られました。

胸郭が硬くなると、横隔膜の動きが制限され、深い呼吸ができません。

そこで行ったのは、呼吸のチェックと胸郭の動きを引き出す施術。

特別なテクニックではなく、基本的なアプローチを丁寧に行った結果、リラックスが促され、深く呼吸できるようになりました。

これにより、手足の血流が改善され、睡眠の質も向上したのではないかなと考えています。

点と点が線になる感覚を大事に

冷えや睡眠の質は、ひとつの原因だけで改善することは少なく、複数の要素が絡み合っています。

一つひとつ試しながら、少しずつ体の状態を整えていくことが大切です。

呼吸や胸郭エクササイズは、自律神経や血流改善にもつながるので、ぜひ取り入れてみてください!

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執筆者

おかだこうきのアバター おかだこうき 岡山整体リソル代表・柔道整復師

柔道整復師の国家資格を取得後、大阪の整形外科で勤務。病院では骨折や捻挫などの外傷の処置、麻痺や手術後のリハビリを医師と連携し対応してきました。プロ野球選手のトレーナーや同業者へのセミナーも開催し知識・技術・経験を磨いていきました。姿勢の調整に力を入れており、肩こりや腰痛など慢性的な痛みを根本からの改善に導きます。これまでの経験で予防の大切さに気づき、自律神経の調整や栄養のアドバイスなどトータル的な健康のサポートもしています。

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