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おかだこうき
岡山整体リソル代表
柔道整復師の国家資格を取得後、大阪の整形外科で勤務。病院では骨折や捻挫などの外傷の処置、麻痺や手術後のリハビリを医師と連携し対応してきました。プロ野球選手のトレーナーや同業者へのセミナーも開催し知識・技術・経験を磨いていきました。姿勢の調整に力を入れており、肩こりや腰痛など慢性的な痛みを根本からの改善に導きます。これまでの経験で予防の大切さに気づき、自律神経の調整や栄養のアドバイスなどトータル的な健康のサポートもしています。

姿勢とメンタルはつながっている?猫背が思考に与える影響

「最近、気分が落ち込みやすい」
「なんだかネガティブなことばかり考えてしまう」

そんなとき、まず見直してほしいのが“姿勢”です。

姿勢とメンタルの関係は昔から知られていて、日本語の表現にも多く登場します。

目次

姿勢と感情は昔からリンクしていた

例えば「肩を落とす」というのは落ち込んでいる様子の比喩ですし、「首を長くする」というのは何かを心待ちにしている状態を表します。

これらはどちらも、姿勢と感情が結びついていることを示す日常的な表現です。

昔から無意識に、姿勢と感情の関係を理解してきたといえます。

研究でも明らかになった“猫背”の心理的デメリット

近年の研究では、猫背のような不良姿勢は次のような影響を与えることがわかっています。

  • 恐怖や不安などの否定的な感情が湧きやすくなる
  • ストレスを感じやすくなる
  • 認知機能(集中力や思考力)が低下する

実際、背筋を伸ばした状態で数学のテストを受けた場合、猫背の状態よりも成績が良かったという結果もあります。

つまり、姿勢は単なる見た目だけでなく、感情や思考のパフォーマンスに直結しているのです。

姿勢を変えると脳が変わる理由

人間の脳は、体の状態や表情から「今の自分の感情」を判断します。

例えば、落ち込んでいても笑顔をつくれば「幸せな状態」と勘違いし、気分が少し上向くことがあります。

同じように、背筋を伸ばし胸を開く姿勢は、ポジティブな思考や自己肯定感を取り戻すきっかけになります。

もしネガティブ思考や自己否定が続いていると感じたら、まずは姿勢を整えることが有効なアプローチになるかもしれません。

鶏が先か卵が先か…心と体の相互作用

「気分が落ちているから猫背になる」のか、「猫背だから気分が落ちる」のか、これはまさに鶏と卵の関係です。

重要なのは、どちらからでもアプローチできるということ。

思考や感情を変えるのが難しいときでも、姿勢を変えることは比較的取り組みやすく、それが心や認知機能にも良い影響を及ぼす可能性があります。

専門家に頼るのも有効な選択肢

自分で姿勢を直すのが難しい場合は、信頼できる整体や整骨院に相談してみるのもおすすめです。

姿勢改善は見た目だけでなく、思考や感情にもプラスに働く可能性があるからです。

姿勢は、体と心の両方を支える土台です。

落ち込みや自己否定が続くときこそ、まずは姿勢を意識してみてください!

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執筆者

おかだこうきのアバター おかだこうき 岡山整体リソル代表・柔道整復師

柔道整復師の国家資格を取得後、大阪の整形外科で勤務。病院では骨折や捻挫などの外傷の処置、麻痺や手術後のリハビリを医師と連携し対応してきました。プロ野球選手のトレーナーや同業者へのセミナーも開催し知識・技術・経験を磨いていきました。姿勢の調整に力を入れており、肩こりや腰痛など慢性的な痛みを根本からの改善に導きます。これまでの経験で予防の大切さに気づき、自律神経の調整や栄養のアドバイスなどトータル的な健康のサポートもしています。

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