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おかだこうき
岡山整体リソル代表
柔道整復師の国家資格を取得後、大阪の整形外科で勤務。病院では骨折や捻挫などの外傷の処置、麻痺や手術後のリハビリを医師と連携し対応してきました。プロ野球選手のトレーナーや同業者へのセミナーも開催し知識・技術・経験を磨いていきました。姿勢の調整に力を入れており、肩こりや腰痛など慢性的な痛みを根本からの改善に導きます。これまでの経験で予防の大切さに気づき、自律神経の調整や栄養のアドバイスなどトータル的な健康のサポートもしています。

「体力をつけたい人」へ届けたい、本当に大切な2つの視点

「最近ちょっとバテやすいな…」
「旅行やイベントのあと、ぐったりする」
「もっと集中力を保てたら仕事もはかどるのに」

そんなふうに感じること、ありませんか?

「体力をつけたい」という思いの背景には、ただ元気に動ける体がほしいだけでなく、日々をもっと快適に過ごしたいという願いがあるはずです。

今回は、整体の現場でよく耳にする「体力をつけたい」という声に対して、僕が大切にしている考え方をお話ししていきます。

目次

そもそも体力って、なに?

体力には、実は2つの側面があると考えています。

1つは「行動するための体力」
もう1つは「体を守るための体力」

行動する体力は、筋力・持久力・心肺機能・柔軟性など、「動けるかどうか」に直結するもの。

一方で、体を守る体力は、免疫力・自律神経の働き・ストレスへの耐性・気温の変化に適応する力など、「外からの刺激に対応できるか」に関わってきます。

特にこれからの季節、暑さや湿度といった環境ストレスに対応する力はとても重要です。

筋力よりも「自律神経」が大事な理由

たとえば、いつもエアコンの効いた室内でトレーニングしている人が、真夏のテーマパークに行ったとします。筋力はあっても、暑さに慣れていなければあっという間にバテてしまうことも。

つまり、「動ける体」を持っていても、環境に適応する力がなければパフォーマンスは発揮できないということです。

だからこそ、まずは自律神経の働きを整えること。

具体的には

・睡眠の質を高める
・栄養バランスを見直す
・適度な休息を取る

といった「土台づくり」が、体を守る体力=防衛力の強化につながっていきます。

負荷をかけなければ体力はつかない

とはいえ、行動する体力を伸ばすには、やはり適度な負荷が必要です。

たとえば、1日3000歩しか歩かない生活を続けていると、それ以上の体力は身につきません。むしろ、年齢とともに基礎代謝が落ちるため、現状維持どころか衰えていくことも。

だからこそ

・3000歩 → 4000歩へ
・週に1回だけでもウォーキングを少し延ばす
・少し息が上がるような運動を取り入れる

といった小さな負荷の積み重ねが、体力アップに直結していきます。

動く力 × 守る力=本当の意味での「体力」

僕の整体に来られるお客様の多くが、「元気に過ごしたい」「仕事もプライベートも充実させたい」という思いを持っています。

そのためには、ただ筋トレをするだけでも、ただ休むだけでも不十分。

動くための体力と、守るための体力。どちらもバランスよく整えていくことが大切です。

そして、意外と見落とされがちなのが「自律神経のケア」や「体の環境適応力」なんですよね。

さいごに|体力は、少しずつでも必ずついてくる

体力って、すごく曖昧な言葉に感じるかもしれません。でも、「ちょっと歩ける距離が増えた」「前より疲れにくくなった」といった変化は、まさに体力がついてきている証拠です。

小さな変化を積み重ねていけば、自然と生活の質も上がっていきます。

暑さに負けない体づくりのためにも、まずは自律神経のケアと、少しだけの運動負荷。ぜひ意識してみてください!

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執筆者

おかだこうきのアバター おかだこうき 岡山整体リソル代表・柔道整復師

柔道整復師の国家資格を取得後、大阪の整形外科で勤務。病院では骨折や捻挫などの外傷の処置、麻痺や手術後のリハビリを医師と連携し対応してきました。プロ野球選手のトレーナーや同業者へのセミナーも開催し知識・技術・経験を磨いていきました。姿勢の調整に力を入れており、肩こりや腰痛など慢性的な痛みを根本からの改善に導きます。これまでの経験で予防の大切さに気づき、自律神経の調整や栄養のアドバイスなどトータル的な健康のサポートもしています。

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