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おかだこうき
岡山整体リソル代表
柔道整復師の国家資格を取得後、大阪の整形外科で勤務。病院では骨折や捻挫などの外傷の処置、麻痺や手術後のリハビリを医師と連携し対応してきました。プロ野球選手のトレーナーや同業者へのセミナーも開催し知識・技術・経験を磨いていきました。姿勢の調整に力を入れており、肩こりや腰痛など慢性的な痛みを根本からの改善に導きます。これまでの経験で予防の大切さに気づき、自律神経の調整や栄養のアドバイスなどトータル的な健康のサポートもしています。

よく聞く自律神経の乱れとは?原因とサインを徹底解説

今回の投稿のテーマは「自律神経の乱れ」について。

自律神経が大切とか、自律神経が乱れているとまずいという話を耳にしたことがある方も多いと思います。

では、そもそも「自律神経の乱れ」とは何か、また自律神経が乱れることでなぜ健康に良くないのかについて詳しくお話しします。

自律神経の乱れは自分では気づきにくいことが特徴です。

年齢のせいにしたり、「こんなものなのかな」と思って放置されがちな部分でもあります。

今回はその特徴についても詳しく解説しますので、ぜひ最後までご覧ください!

目次

自律神経とは?その役割を解説

自律神経は、体を調整するための重要な機能です。

心臓や肺、呼吸、筋肉、脳、ホルモンなど、生きるために必要な機能を無意識で調整してくれています。

例えば、食べ物を食べた後に「これから吸収しよう」と意識することはありませんよね!

自然に体が動き、吸収や分解を行うのも自律神経の働きです。

自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2種類があります。

交感神経は「活動モード」、副交感神経は「休息モード」として働き、この2つがバランスよく切り替わることで体はバランスを保っています。

交感神経と副交感神経の切り替えが重要な理由

交感神経と副交感神経は、必要なタイミングで適切に切り替わることが理想です!

例えば、仕事やスポーツの集中が必要な場面では交感神経が優位になり、逆に睡眠時やリラックス時には副交感神経が働く必要があります。

一日の中で、交感神経と副交感神経は振り子のように切り替わっています。

朝は徐々に交感神経が優位になり、日中にピークを迎え、夜になると副交感神経が働いて体を休める準備をします。

この切り替えがスムーズに行われない状態が「自律神経の乱れ」と考えています。

自律神経の乱れが引き起こす問題

・睡眠への影響

夜に副交感神経が働かず、活動モードのままだと寝つきが悪くなります。

また、睡眠が浅くなり中途覚醒が増えたり、朝起きたときのスッキリ感がなくなったりします。

・日中の集中力の低下

日中に交感神経が優位にならず、集中力が続かない、眠気が出やすいといった状態になります。

・メンタル面への影響

イライラしやすくなったり、逆に落ち込みやすくなることがあります。

また、以前楽しめていた趣味に興味が持てなくなることも、サインの一つです。

・内臓機能の低下

副交感神経が十分に働かないと、消化吸収がスムーズに行われず便秘や肌荒れが起こる可能性があります。

内臓の働きが低下すると結果的に老化現象の進行にも繋がります。

自律神経の乱れのサインとは?

・睡眠の質の低下

寝つきが悪い、夜中に目が覚める、夢をよく見るなど、睡眠に関する不調が現れることが多いです。

・食欲の変動

ストレスが溜まると食欲が増したり、逆に食欲がなくなることがあります。

特に女性の場合、ホルモン周期とは関係のない食欲のアップダウンにも注意が必要です。

・メンタルの不安定さ

イライラや落ち込み、気力の低下など、精神面での変化も見られる場合があります。

さいごに

自律神経の乱れは軽く見られがちですが、そのまま放置すると体の大きな不調に繋がることもあります。

今回お伝えしたサインや症状に心当たりがある方は、生活習慣を見直し、必要であれば症状が慢性化する前に早めにご相談ください!

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執筆者

おかだこうきのアバター おかだこうき 岡山整体リソル代表・柔道整復師

柔道整復師の国家資格を取得後、大阪の整形外科で勤務。病院では骨折や捻挫などの外傷の処置、麻痺や手術後のリハビリを医師と連携し対応してきました。プロ野球選手のトレーナーや同業者へのセミナーも開催し知識・技術・経験を磨いていきました。姿勢の調整に力を入れており、肩こりや腰痛など慢性的な痛みを根本からの改善に導きます。これまでの経験で予防の大切さに気づき、自律神経の調整や栄養のアドバイスなどトータル的な健康のサポートもしています。

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