私たちの体は、ホルモンによってさまざまなリズムが作られています。
その中でも「コルチゾール」は、ストレスホルモンとして知られ、体に大きな影響を与える重要なホルモンです。
今回は、コルチゾールの働きやストレスとの関係、そして睡眠や疲労感への影響についてお話しします!
コルチゾールとは?
コルチゾールは、副腎から分泌されるホルモンで、主に体を「活動モード」にする役割を果たします。
朝に分泌量が多くなり、体を目覚めさせる準備をする一方、夜には分泌量が減り、体が休息に向かうように調整されています。
このような自然なリズムがあることで、私たちは昼間に活動し、夜にはしっかりと休むことができます!
しかし、このリズムが崩れると、体調や睡眠にさまざまな影響が出る可能性があります。
ストレスとコルチゾールの関係
慢性的なストレスを抱えると、体は常に「危険に備える状態」になり、コルチゾール値が高い状態が続きます。
これは交感神経が優位になることを意味し、体はリラックスしにくく、休息モードに切り替えづらくなります。
その結果、以下のような問題が起こりやすくなります
・寝つきが悪くなる
・睡眠の質が低下する
・朝起きても疲労感が残る
これが繰り返されると、さらにストレスが増加し、悪循環に陥ることがあります。
さいごに
コルチゾールは、私たちの体を日々支える重要なホルモンですが、ストレスによって過剰になると体や心に負担をかけてしまいます。
慢性的な疲労感や寝つきの悪さに悩んでいる方は、ぜひ早めにご相談ください!