毎日の睡眠、しっかり取れていますか?
睡眠の質が悪くなると、体のエネルギー管理を助ける「インスリン感受性」が低下しやすくなります。
今回は、インスリン感受性とは何か、そして睡眠がどのように影響を与えるのかをわかりやすくお話しします!
インスリン感受性って何?
インスリン感受性というのは、体が血糖値をどれだけ効率よくコントロールできるかを示すもの。
食事をすると血糖値が上がりますが、感受性が高いと体がスムーズに血糖値を下げてくれます!
一方で、感受性が低くなると血糖値を下げにくくなり、体にさまざまな不調が出てしまうこともあります。
睡眠不足で体にどんな影響が?
睡眠がしっかり取れていないと、インスリン感受性が低下してしまうことがあります。
その結果、次のようなことが起こりやすくなるんです。
1・エネルギー不足に陥る
細胞が糖をエネルギーとして取り込みにくくなり、体がエネルギー不足を感じてしまいます。
このせいで、日中に強い眠気が来たり、なんだかだるさが抜けなかったりすることがあります。
2・脂肪がたまりやすくなる
血糖値が上手に調整されないと、余分な糖が脂肪として体に蓄積されてしまいます。
その結果、体重が増えたり、慢性的な炎症につながったりする可能性もあるんです。
昼間の眠気、もしかしてそれが原因?
昼食をたくさん食べたわけでもないのに、食後に急に眠くなることってありませんか?
もしかするとインスリン感受性が低下しているサインかもしれません。
糖をエネルギーに変えられないことで、一時的にエネルギー不足が起こり、体が眠気という形でSOSを出しているんです。
インスリン感受性を高めるには?
1・規則正しい睡眠リズムを作る
2・リラックスできる環境を整える
3・軽い運動やバランスの良い食事を取り入れる
さいごに
睡眠の質とインスリン感受性には深い関係があります。
昼間の眠気や疲れが続くと感じている方は、まずは睡眠の状況を見直すようにしましょう!