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おかだこうき
岡山整体リソル代表
柔道整復師の国家資格を取得後、大阪の整形外科で勤務。病院では骨折や捻挫などの外傷の処置、麻痺や手術後のリハビリを医師と連携し対応してきました。プロ野球選手のトレーナーや同業者へのセミナーも開催し知識・技術・経験を磨いていきました。姿勢の調整に力を入れており、肩こりや腰痛など慢性的な痛みを根本からの改善に導きます。これまでの経験で予防の大切さに気づき、自律神経の調整や栄養のアドバイスなどトータル的な健康のサポートもしています。

筋トレしていないのに筋肉がパンパンになる理由と改善法

今日は「筋トレをしているわけではないのに、筋肉がパンパンにボリュームが出てしまう理由」についてお話ししていきます。

目次

こんな悩み、ありませんか?

トレーニングをしているわけではないのに、こんな状態になっていませんか?

  • ふくらはぎがパンパンに張っている
  • 首や肩が張って、首が短く見える・ごつくなる
  • 僧帽筋(肩こりが起きやすい部分)がモリッとしている
  • 全体的にボリュームが出てしまっている

このような状況に心当たりのある方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

なぜ筋トレしていないのにパンパンになるのか?

その部分に負荷をかけすぎている、というのはもちろんなのですが、インナーマッスルの機能が低下しているケースがかなり多いんです。

インナーマッスルとアウターマッスルの連動

姿勢を維持したり、何か動作をするときの理想的な流れはこうです。

  1. まずインナーマッスル(体の深い部分の筋肉、お腹の奥や背骨の近く)が働く
  2. その後、徐々にアウターマッスル(表面の浅い筋肉)が働く

この内側から外側への連動が起きるのが理想なんですね。

しかし、筋肉がパンパンになってしまっている人は、この連動がうまく起きていない場合が非常に多いです。

姿勢の問題も大きな原因

例えばスウェイバックという姿勢。お腹を前に突き出し、骨盤が前にずれてしまっている状態です。

この姿勢、言ってしまえばアキレス腱のストレッチをしているような角度になっているんです。そうなると、歩くだけ、立っているだけでもふくらはぎに負担がかかり、パンパンになってしまいます。

パンパンな状態が続くと起きる不具合

トレーニングで狙ってボリュームを出しているなら問題ありませんが、意図せずこのような状況になっていると、いろいろな不具合が起きます。

1. 痛みが起きやすくなる

内側から外側への連動で大事なのは、骨を正しい位置で安定させることです。

土台であるインナーマッスルが安定していないのに、いきなりアウターマッスルが働くと、歯車が噛み合わないまま無理に動かされるような状態に。その結果、関節や靭帯に負担がかかりやすくなります。

この使い方が悪い状態が続くと、周辺の関節や筋肉に負担がかかり、痛みや炎症が起きてしまうケースもあります。

2. 血流が悪くなる

筋肉がパンパンな状態が続くと、筋肉内の血流が悪くなります。その結果、慢性的な疲労感などにつながりやすくなってしまいます。

改善のためのアプローチ

運動をそこまでしているわけではないし、体重も重くないのに「なんかやたらごつく見える」という人は、体の使い方や姿勢に問題があるケースが非常に多いです。

なかなか自分では完璧に調整するのは難しいですが、姿勢か動作のどちらかにエラーが出ているということは、ぜひ覚えておいてください。

ステップ1:まずはアウターマッスルを緩める

内側から外側の連動が使えていないので、まずは外側の筋肉を徹底的にストレッチして緩めてあげることが重要です。

アウターマッスルが優位な状態でトレーニングをすると、使いやすいところから使われてしまいます。インナーマッスルを狙おうとしても、アウターマッスルに入ってしまうケースが非常に多いんです。

ステップ2:ヨガがおすすめ

僕が最近よくおすすめしているのがヨガです。

YouTubeで「ヨガ」と調べると、10〜15分程度の初心者向けのヨガがたくさん出てきます。

ヨガの良いところは、動的ストレッチの要素が強いこと。呼吸をしながら背骨や関節を動かすので、

  • リラックス効果が高い
  • 体の連動を取り戻しやすい
  • 関節の可動域を確保できる

といったメリットがあります。

体の張りが出やすい方、ごつく見えやすい方は、ぜひヨガを試してみてください。

ステップ3:柔軟性が出てきたら軽い運動を

ある程度柔軟性が出てきた段階で、散歩やお家でできる簡単なエクササイズを取り入れていきましょう。

いきなり負荷を上げすぎないように、少しずつステップを踏んでいくことが大切です。

まとめ

今回は「筋肉がごつく見える」という抽象的な話になってしまいましたが、なんとなくイメージできたのではないでしょうか。

こんな方はぜひチェックを!

  • そんなに歩くわけじゃないけど、ふくらはぎが張りやすい
  • 体重の割に太もも周りがパンパン
  • 首がなんか昔より短く見えてきた
  • 全体的にごつく見えやすい

このような方は

  • 関節の可動域が低下している
  • 姿勢が悪い
  • インナーマッスルが使えていない

という状況になっている可能性が高いです。

できるだけ体を動かす習慣をつけていただきたいのですが、特にヨガは非常におすすめですので、ぜひ試してみてくださいね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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執筆者

おかだこうきのアバター おかだこうき 岡山整体リソル代表・柔道整復師

柔道整復師の国家資格を取得後、大阪の整形外科で勤務。病院では骨折や捻挫などの外傷の処置、麻痺や手術後のリハビリを医師と連携し対応してきました。プロ野球選手のトレーナーや同業者へのセミナーも開催し知識・技術・経験を磨いていきました。姿勢の調整に力を入れており、肩こりや腰痛など慢性的な痛みを根本からの改善に導きます。これまでの経験で予防の大切さに気づき、自律神経の調整や栄養のアドバイスなどトータル的な健康のサポートもしています。

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