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おかだこうき
岡山整体リソル代表
柔道整復師の国家資格を取得後、大阪の整形外科で勤務。病院では骨折や捻挫などの外傷の処置、麻痺や手術後のリハビリを医師と連携し対応してきました。プロ野球選手のトレーナーや同業者へのセミナーも開催し知識・技術・経験を磨いていきました。姿勢の調整に力を入れており、肩こりや腰痛など慢性的な痛みを根本からの改善に導きます。これまでの経験で予防の大切さに気づき、自律神経の調整や栄養のアドバイスなどトータル的な健康のサポートもしています。

不安を感じたときに、まずやってほしいこと|頭の中を「整理」するだけで楽になる話

みなさん、おはようございます。岡山整体リソルのこうきです。

今日ですね、「不安を感じたときにしてほしいこと」についてお話ししていこうと思います。

体調がちょっと悪いときに不安になってしまうとか、今までの生活のルーティンが崩れたときに不安を感じてしまうとか。いろんなケースで、不安って出てくると思うんですけど、今日はそんなときにぜひやってほしいことがあります。

目次

先に大事な話:不安が強いときは、無理せず頼ってください

まず前提として、強い不安感が続いていたりとか、日常生活に支障が出るレベルでしんどい場合は、医療機関とか専門のところを頼ってください。

ここからは、普段はそこまで崩れないけど「なんか最近いつもより不安やな」って感じるときのお話です。

不安が出るとき、脳では何が起きてるのか(扁桃体の話)

不安を感じるときって、脳の中で言うと「扁桃体(へんとうたい)」っていう、不安とか恐怖に関わるところが影響してるって言われています。ストレスが続いたりすると、そこが過敏になって、不安を感じやすくなることがあるんですよね。

今日からできる対処法①:「不安の正体」に名前をつける(ラベリング)

じゃあ、不安を感じたときに何をしてほしいかっていうと、今のストレスの原因って何なんやろうっていうのを、できれば言葉にしてあげてほしいです。

例えばこんな感じです

肩こりとか腰痛みたいな「痛み」がストレスになってるのかもしれない。普段やってた運動ができてなくて、それがストレスになってるのかもしれない。

息抜きする時間がなくて、それがしんどいのかもしれない。こういうふうに、ストレスの原因に「名前をつける」っていうイメージです。

なんで「名前をつける」と落ち着きやすいのか

人間の脳って、生存本能が強いので、「何が起きてるか分からない」状態が続くと、必要以上に体を守ろうとしやすいんですよ。分からないから、余計に警戒する。で、それ自体がストレスになって、また不安が強くなる、みたいなことが起きやすいです。

なので、その負のループから抜けるために、まず「これがストレスなんやな」っていうのを、言葉にして見える化してほしいです。

今日からできる対処法②:自信がないときほど「過去の自分」を認めてあげてほしい

ここからちょっと話が変わるんですけど、不安を感じやすい人って、自信とか自己肯定感が低いって感じてる人が多い印象があります。

自信ってふわっとしてますよね。「自分を信じる」って言っても、具体的に何なん?ってなると思うんですけど、ここで大事なのが「自己効力感」っていう考え方です。自己肯定感は聞いたことあるけど、自己効力感はあまり聞かないかもしれないです。

自己効力感って、ざっくり言うとこういう感覚です

「自分はこれまで頑張ってきた。だから今回も大丈夫かもしれない」っていう感覚に近いです。過去の自分の頑張りに、ちゃんとプラスのイメージを持つっていうことですね。

育児も運動も、ちゃんと「積み上げ」になってる

例えば育児をしている方って、僕はめちゃくちゃすごいと思ってます。でも本人は「私なんて何もできてないです」って言う人、結構多いんですよね。でも実際、寝れない日もあったと思うし、食事作ったり、送り迎えしたり、いろんなことを乗り越えて今があるじゃないですか。

スポーツとかランニングを続けてきた人も同じで、しんどい時期もあったと思うけど、それでも頑張ってきた事実がある。

不安なときほど、できてることを「回収」してほしい

人って、意識しないと、自分ができてることを忘れやすいです。だから不安を感じたときは、「今のストレスにラベリングする」っていうのと同時に、「過去の自分を肯定する」っていうのも、ぜひやってほしいです。

運動を頑張ってきた人なら、ちょっとできない時期があったからって、すぐ全部がゼロになるわけじゃないです。育児もそうで、これまで頑張ってきたから今がある。もちろん今も不調がある人はいると思うんですけど、不調がある中でも「なんとか生活できてる」っていうのも、十分すごいことです。

自己肯定感は「小さい成功の反復」で作れます

最後にもうひとつだけ。自信とか自己肯定感って、反復とか慣れみたいなところも大きいと思うんですよね。なので本当にちっちゃいことでいいので、自分を褒める習慣をつけてみてほしいです。

ちっちゃいことでOKです

洗い物をしたら「今日もよくやったな」って褒める。筋トレやストレッチをしたら「しんどい中でも頑張ったな」って認める。こういう小さい積み重ねって、結局めちゃくちゃ大事です。自己否定が強い状態って、自律神経の調子にも影響しやすいので、ちょっとでも自分を褒める癖をつけてみてください。

まとめ:不安が出たら「原因に名前」と「過去を肯定」

ということで今日は、「不安を感じたときにしてほしいこと」として、ストレスのラベリングと、自己効力感(過去の自分を肯定すること)についてお話しました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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執筆者

おかだこうきのアバター おかだこうき 岡山整体リソル代表・柔道整復師

柔道整復師の国家資格を取得後、大阪の整形外科で勤務。病院では骨折や捻挫などの外傷の処置、麻痺や手術後のリハビリを医師と連携し対応してきました。プロ野球選手のトレーナーや同業者へのセミナーも開催し知識・技術・経験を磨いていきました。姿勢の調整に力を入れており、肩こりや腰痛など慢性的な痛みを根本からの改善に導きます。これまでの経験で予防の大切さに気づき、自律神経の調整や栄養のアドバイスなどトータル的な健康のサポートもしています。

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