みなさん、おはようございます。岡山整体リソルのこうきです。
今日ですね、「不安を感じたときにしてほしいこと」についてお話ししていこうと思います。
体調がちょっと悪いときに不安になってしまうとか、今までの生活のルーティンが崩れたときに不安を感じてしまうとか。いろんなケースで、不安って出てくると思うんですけど、今日はそんなときにぜひやってほしいことがあります。
先に大事な話:不安が強いときは、無理せず頼ってください
まず前提として、強い不安感が続いていたりとか、日常生活に支障が出るレベルでしんどい場合は、医療機関とか専門のところを頼ってください。
ここからは、普段はそこまで崩れないけど「なんか最近いつもより不安やな」って感じるときのお話です。
不安が出るとき、脳では何が起きてるのか(扁桃体の話)
不安を感じるときって、脳の中で言うと「扁桃体(へんとうたい)」っていう、不安とか恐怖に関わるところが影響してるって言われています。ストレスが続いたりすると、そこが過敏になって、不安を感じやすくなることがあるんですよね。
今日からできる対処法①:「不安の正体」に名前をつける(ラベリング)
じゃあ、不安を感じたときに何をしてほしいかっていうと、今のストレスの原因って何なんやろうっていうのを、できれば言葉にしてあげてほしいです。
例えばこんな感じです
肩こりとか腰痛みたいな「痛み」がストレスになってるのかもしれない。普段やってた運動ができてなくて、それがストレスになってるのかもしれない。
息抜きする時間がなくて、それがしんどいのかもしれない。こういうふうに、ストレスの原因に「名前をつける」っていうイメージです。
なんで「名前をつける」と落ち着きやすいのか
人間の脳って、生存本能が強いので、「何が起きてるか分からない」状態が続くと、必要以上に体を守ろうとしやすいんですよ。分からないから、余計に警戒する。で、それ自体がストレスになって、また不安が強くなる、みたいなことが起きやすいです。
なので、その負のループから抜けるために、まず「これがストレスなんやな」っていうのを、言葉にして見える化してほしいです。
今日からできる対処法②:自信がないときほど「過去の自分」を認めてあげてほしい
ここからちょっと話が変わるんですけど、不安を感じやすい人って、自信とか自己肯定感が低いって感じてる人が多い印象があります。
自信ってふわっとしてますよね。「自分を信じる」って言っても、具体的に何なん?ってなると思うんですけど、ここで大事なのが「自己効力感」っていう考え方です。自己肯定感は聞いたことあるけど、自己効力感はあまり聞かないかもしれないです。
自己効力感って、ざっくり言うとこういう感覚です
「自分はこれまで頑張ってきた。だから今回も大丈夫かもしれない」っていう感覚に近いです。過去の自分の頑張りに、ちゃんとプラスのイメージを持つっていうことですね。
育児も運動も、ちゃんと「積み上げ」になってる
例えば育児をしている方って、僕はめちゃくちゃすごいと思ってます。でも本人は「私なんて何もできてないです」って言う人、結構多いんですよね。でも実際、寝れない日もあったと思うし、食事作ったり、送り迎えしたり、いろんなことを乗り越えて今があるじゃないですか。
スポーツとかランニングを続けてきた人も同じで、しんどい時期もあったと思うけど、それでも頑張ってきた事実がある。
不安なときほど、できてることを「回収」してほしい
人って、意識しないと、自分ができてることを忘れやすいです。だから不安を感じたときは、「今のストレスにラベリングする」っていうのと同時に、「過去の自分を肯定する」っていうのも、ぜひやってほしいです。
運動を頑張ってきた人なら、ちょっとできない時期があったからって、すぐ全部がゼロになるわけじゃないです。育児もそうで、これまで頑張ってきたから今がある。もちろん今も不調がある人はいると思うんですけど、不調がある中でも「なんとか生活できてる」っていうのも、十分すごいことです。
自己肯定感は「小さい成功の反復」で作れます
最後にもうひとつだけ。自信とか自己肯定感って、反復とか慣れみたいなところも大きいと思うんですよね。なので本当にちっちゃいことでいいので、自分を褒める習慣をつけてみてほしいです。
ちっちゃいことでOKです
洗い物をしたら「今日もよくやったな」って褒める。筋トレやストレッチをしたら「しんどい中でも頑張ったな」って認める。こういう小さい積み重ねって、結局めちゃくちゃ大事です。自己否定が強い状態って、自律神経の調子にも影響しやすいので、ちょっとでも自分を褒める癖をつけてみてください。
まとめ:不安が出たら「原因に名前」と「過去を肯定」
ということで今日は、「不安を感じたときにしてほしいこと」として、ストレスのラベリングと、自己効力感(過去の自分を肯定すること)についてお話しました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

