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おかだこうき
岡山整体リソル代表
柔道整復師の国家資格を取得後、大阪の整形外科で勤務。病院では骨折や捻挫などの外傷の処置、麻痺や手術後のリハビリを医師と連携し対応してきました。プロ野球選手のトレーナーや同業者へのセミナーも開催し知識・技術・経験を磨いていきました。姿勢の調整に力を入れており、肩こりや腰痛など慢性的な痛みを根本からの改善に導きます。これまでの経験で予防の大切さに気づき、自律神経の調整や栄養のアドバイスなどトータル的な健康のサポートもしています。

ダイエットに効果的な運動量とは|SNSの派手なメニューより基本が大切な理由

「ダイエットを始めたいけど、どれくらい運動すればいいの?」

こんな疑問を持っている方、多いのではないでしょうか。

SNSを見ると、見たことのないアクロバティックなエクササイズがたくさん流れてきて、つい「これをやれば痩せるかも!」と思ってしまいますよね。

でも実は、派手な動きよりもシンプルで基本的な運動の方が、ダイエットには断然効果的なんです。

今回は、実際にお客様からいただいたご相談を例に、本当に効果的な運動について詳しくお話しします。

目次

SNSで見つけた運動を1ヶ月続けた結果

先日、久しぶりにいらっしゃったお客様から、こんなご相談をいただきました。

「これからダイエットをしたくて、1ヶ月ほど運動を頑張っています!」

どんな運動をされているのか詳しく伺うと、次のような内容でした

・膝立ちで上半身を後ろに倒すエクササイズ(太ももの前とお腹を鍛える目的)
・膝立ちで体をひねる腹筋運動(頭の後ろで手を組み、前かがみで体をひねる)
・プランク

このお客様は「大きい筋肉を鍛えると代謝が上がりやすくなる」という情報をSNSで見て、これらのメニューを選んだそうです。

継続していること自体は素晴らしいのですが、正直なところ、メニューの選び方はもったいないと感じました。

なぜそのメニューでは効果が薄いのか

不自然な動きは体に負担をかける

膝立ちで上半身を後ろに倒すような動きは、人間の体にとって不自然な筋肉の収縮を強いることになります。

日常生活では起こり得ない動きなので、アスリートでもない限りケガのリスクもあります。

負荷が足りない

膝立ちでの体ひねり運動は、見た目は派手ですが腹筋への負荷はそれほど大きくありません。

また、プランクは正しいフォームを維持するのが難しく、初心者の方には少しハードルが高い運動です。

目的と手段がマッチしていない

「ダイエットしたい」という目標に対して、これらの運動では消費カロリーも筋肉への刺激も不十分です。

本当に効果的なダイエット運動はこの3つ

食事と睡眠が整っている前提で、おすすめするのは次の3つです

腕立て伏せ

胸筋は筋肉が落ちやすい部分のひとつです。

腕立て伏せで胸筋を鍛えることで、姿勢改善にもつながります。膝をついた状態から始めても構いません。

腹筋運動

基本的なクランチ(仰向けで上体を起こす動き)で十分です。派手さはありませんが、確実に腹筋に負荷をかけられます。

スクワット

股関節やお尻の筋肉に適切な刺激を与えられる、最も効率的な下半身トレーニングです。

大きな筋肉を使うため、消費カロリーも高くなります。

柔軟性改善メニュー

背骨の硬さが気になる場合は「キャット&カウ」などのストレッチも効果的です。

一つひとつクリアしながら、課題を明確にして進めることが理想的なんです。

有酸素運動をプラスして効果アップ

筋力トレーニングに加えて、週3回程度の有酸素運動ができれば、ボディメイク効果がぐんと高まります。

特別なことをする必要はありません。散歩程度のウォーキングで十分です。大切なのは継続すること。

無理をして激しい運動をするより、気軽にできる散歩を習慣にする方が、長期的には確実に結果につながります。

SNSのエクササイズに惑わされない

SNSで流れてくるアクロバティックな動きは興味深いもの。新しいエクササイズを試したくなる気持ちも、とてもよく分かります。

でも、派手な動きには次のような問題があります

・効いている感覚が掴みにくい
・見た目は派手だが効果は薄い
・正しく実行するのが難しい
・体の構造に合わない場合がある

もちろん、新しいエクササイズを試すこと自体は否定しません。ただ、効率的にダイエットを成功させたいなら、基本に忠実な運動から始めることをおすすめします。

まとめ|地味でもシンプルが一番効果的

ダイエットのための運動は、決して特別で派手なものである必要はありません。

・腕立て伏せ
・腹筋運動
・スクワット
・週3回のウォーキング

この4つがあれば、十分に効果的なダイエットができます。

大切なのは継続すること。そして食事と睡眠をしっかり整えること。

地味に感じるかもしれませんが、確実にあなたの体は変わっていきます。焦らず、自分のペースで続けてみてくださいね!

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執筆者

おかだこうきのアバター おかだこうき 岡山整体リソル代表・柔道整復師

柔道整復師の国家資格を取得後、大阪の整形外科で勤務。病院では骨折や捻挫などの外傷の処置、麻痺や手術後のリハビリを医師と連携し対応してきました。プロ野球選手のトレーナーや同業者へのセミナーも開催し知識・技術・経験を磨いていきました。姿勢の調整に力を入れており、肩こりや腰痛など慢性的な痛みを根本からの改善に導きます。これまでの経験で予防の大切さに気づき、自律神経の調整や栄養のアドバイスなどトータル的な健康のサポートもしています。

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