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おかだこうき
岡山整体リソル代表
柔道整復師の国家資格を取得後、大阪の整形外科で勤務。病院では骨折や捻挫などの外傷の処置、麻痺や手術後のリハビリを医師と連携し対応してきました。プロ野球選手のトレーナーや同業者へのセミナーも開催し知識・技術・経験を磨いていきました。姿勢の調整に力を入れており、肩こりや腰痛など慢性的な痛みを根本からの改善に導きます。これまでの経験で予防の大切さに気づき、自律神経の調整や栄養のアドバイスなどトータル的な健康のサポートもしています。

頭が痛いときの判断基準|偏頭痛、もしくは緊張性頭痛なのか

目次

すぐに病院へ行くべき危険な頭痛

後頭部をガンと殴られたような衝撃を伴う痛みは、脳血管の問題の可能性があります。呂律が回らない、物が二重に見えるなどの症状があれば、すぐに病院にかかってください。

ここからお話しするのは、あくまで整体やストレッチ、生活習慣で対処できる範囲の頭痛についてです。

頭痛に対するストレッチは正解?

「頭痛が出たときに良いストレッチはありませんか?」という質問をよくいただきます。筋肉を緩めたり、血流を良くしたら改善するのではないか、と考える方が多いと思います。

もちろん正解の側面もありますが、悪化する可能性もあります。そのときの判断基準をお伝えします。

お風呂テストで頭痛タイプを見分ける

判断基準は「温めて楽になるかどうか」

頭痛の判断基準として挙げられるのがお風呂です。お風呂に入って温めて楽になるかどうかが、大きな判断材料になります。

  • 温めて楽になる → 筋緊張性頭痛の可能性が高い
  • 悪化する、または変わらない → 偏頭痛の可能性が高い

筋緊張性頭痛への対処法

ストレッチやトレーニングが有効

筋緊張性頭痛は、筋肉が緊張して血流が悪くなることで起きています。筋肉を柔らかくして血流を良くすれば改善します。

お風呂に入った後に楽になるのであれば、ストレッチやトレーニングが有効です。

今後のアプローチの方向性

  • 首肩の筋肉をほぐす・緩める
  • 姿勢の改善
  • 肩甲骨周りを緩めて、首肩の筋肉を固くしない状況をつくる

拍動性頭痛(偏頭痛)への対処法

温めると逆効果になる理由

拍動性頭痛は、血管が拡張しすぎて隣にある神経を圧迫することで起きます。ドクン、ドクンと血流が流れるたびに痛みが出るので「拍動性頭痛」と呼ばれます。

このタイプは温めると逆に悪化し、より神経を圧迫しやすくなります。

自律神経との関係

拍動性頭痛には自律神経が関わっているケースがすごく多いです。血管の拡張・収縮をコントロールしているのも自律神経なので、拡張しすぎる状況を抑えるには自律神経をしっかり働かせる必要があります。

気圧や体調にも反応するため一概には言えませんが、生活習慣の改善(食事・運動・睡眠)が大切です。

体力をつけて頭痛に負けない体をつくる

頭痛には体質的な要素もある

親御さんが偏頭痛持ちだと、子供も偏頭痛を持っている可能性が高い傾向があります。少なからず体質も影響しています。

体力アップで自律神経の余力を増やす

体力をつけていくことはすごく大事です。

例えば、今の体力が70だとして、70の疲労があったら残りのゲージはゼロ。ゼロになると自律神経が乱れます。

でも体力が100に増えたら、70の疲労があっても30の余力が残ります。まだ自律神経が機能している状態をキープできるんです。

まとめ

  • 体力をつけていく
  • 生活習慣を整える
  • 筋緊張性頭痛であれば体をしっかり整える
  • 外的な要因に負けない体づくりをしていく

ぜひ参考にしてみてください。

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執筆者

おかだこうきのアバター おかだこうき 岡山整体リソル代表・柔道整復師

柔道整復師の国家資格を取得後、大阪の整形外科で勤務。病院では骨折や捻挫などの外傷の処置、麻痺や手術後のリハビリを医師と連携し対応してきました。プロ野球選手のトレーナーや同業者へのセミナーも開催し知識・技術・経験を磨いていきました。姿勢の調整に力を入れており、肩こりや腰痛など慢性的な痛みを根本からの改善に導きます。これまでの経験で予防の大切さに気づき、自律神経の調整や栄養のアドバイスなどトータル的な健康のサポートもしています。

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