デスクワーク中、つい足を組んでしまう。そんな癖、ありませんか?
「足を組むと骨盤が歪む」とはよく聞きますよね。
足を組んでいるその瞬間に、横隔膜や肋骨の動きが制限されてしまう。
これが呼吸に影響しているんですね。
今回は、足を組むことと呼吸の関係についてお話ししていきます。足を組む癖がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
足を組むと呼吸が浅くなる理由
筋肉に左右差が生まれる
足を組むと、周りの筋肉に偏りが出てきます。
例えば、右足を上にして組むと…
- 右の股関節前の筋肉(腸腰筋など)が短縮する
- 体が右に傾き、右の腰や腹斜筋も短縮する
こうして左右差が生まれてしまうんですね。
だから「反対の足で組めばいい」というわけでもなく、できるだけ組まないのが理想なんです。
肋骨の動きが悪くなると横隔膜も動きにくくなる
では、この左右差がどうやって呼吸に影響するのか。
足を組むと、腰の筋肉や腹筋に偏りが出るだけでなく、背骨も傾きます。背骨が傾くと、肋骨の動きにも左右差が出てくるんですね。
肋骨がうまく広がらなくなると、みぞおちの奥にある横隔膜の動きも悪くなります。
結果として、息が吸いにくくなったり、吐きにくくなったりしてしまう。
足を組んでいる最中は体がねじれた状態なので、その姿勢で深呼吸するのはちょっと大変じゃないですか。そんなイメージですね。
呼吸が浅くなると肩こりにもつながる
肋骨がうまく動かない状態で呼吸しようとすると、肩をすくめるような呼吸になってしまうケースがあります。
肺を膨らませようとして、肩で息を吸ってしまうんですね。これが肩こりの原因になることもあるんです。
足を組む癖をゼロにするのは難しいと思います。僕も組んでしまうことはあります。
ただ、デスクワークが長い方は特に影響が大きいので、組む頻度を少し減らす意識を持ってみてください。
足を組まなくてもバランスが取れる体へ
うちの施術を受けてくださった方から「足を組む時間が減りました」という声をいただくことがあります。
これは歪みが整ったということもありますが、組まなくてもバランスが取れるようになったのが大きいんじゃないかなと思います。
例えば、立っているときに左右どちらかに重心をかける癖がある人は、座っていても同じように片方のお尻に体重をかけがちです。
こういった癖がなくなると、足を組まなくても安定して座れるようになるんですね。
施術を受けなくても、普段のストレッチで左右差を減らしてあげることで、バランスは取りやすくなります。
左足が硬いとか、右足の方が動きにくいとか、自分の左右差を知って、それを減らすエクササイズに取り組んでみてください。
まとめ
足を組むと骨盤が歪むというイメージがありますが、呼吸が浅くなる原因は組んでいる最中の体の傾きやねじれにあります。
組んだから体がめちゃくちゃ悪くなるわけではないので、あまり神経質になりすぎる必要はありません。
ただ、組まないに越したことはないので、ちょっと頭の片隅に置いておいてもらえたらなと思います。
左右差を減らすストレッチを続けていけば、組まなくてもバランスが取れる体に近づいていきます。

