「強くなりたい」と思ったとき、あなたはどんなイメージを持ちますか?
何があっても動じない。決めたことは絶対に貫く。ガチガチにメンタルを固める。
僕もずっとそう思っていたんです。でも最近、その感覚がちょっと変わってきました。
本当に強い人って、実は「しなやか」なんじゃないかなって。
今回は自律神経の話や進化論も交えながら、「強さとしなやかさ」についてお話ししていきますね。
強い人は「ダメージを受けない」わけじゃない
強い人って、何にもダメージを食らわないイメージがありませんか?
でも実際は違うんですよね。
本当に強い人は、ダメージを一切食らわないんじゃなくて、受け流したり処理が上手いんです。
何かあったときの対処がうまくて、自分のメンタルを維持したり、行動量をキープしたりできる。
ガチガチに守りを固めるんじゃなくて、しなやかに対応できる。
そういうのが本当の強さなんじゃないかなと、最近すごく思っています。
心拍変動性が教えてくれる「しなやかさ」の価値
心拍変動性ってなに?
以前お話ししたことがあるんですけど、「心拍変動性」って覚えていますか?
心拍変動性が高いほど、自律神経がうまく調整できている状態。反対に低い状態だと、自律神経が乱れやすいと言われています。
じゃあ心拍変動性って何かというと、心臓がドクンと動くタイミングの「バラつき」のことなんですよね。
たとえば1秒、1.1秒、1秒、1.1秒…と規則正しいリズムだと、変動性は低い。
逆に1.0秒、1.3秒、1.1秒、1.5秒…とバラバラなほうが、変動性は高い状態なんです。
バラバラなほうがいい理由
一見、同じリズムで心拍が打たれているほうが良さそうに思いますよね。
でも実は、バラバラなほうが自律神経の状態としては良いんです。
なぜかというと、いろんな状況に対応できるから。
心拍の変動性が高いほうが、自律神経がさまざまな環境に柔軟に対応できる。
メンタルも同じで、ガチガチにディフェンスを固めるより、しなやかに受け流したり、マインドを調整できたりするほうが、結果的に強い状態なんですよね。
進化論も「変化できるもの」が生き残ると言っている
ダーウィンの進化論でも、生き残っていく生物は筋力とか身体的に強いものじゃなくて、変化できるものだと言われています。
変化していくこと。いろんな状況に対応できること。
心拍変動性の話も、進化論の話も、結局は同じことを言っているんですよね。
しなやかさこそが、本当の強さなんです。
僕自身の「強さ」と「課題」
継続は得意。でも…
客観的に見て、僕は体調を崩すことも少ないし、筋トレもランニングもしているし、体力的には余裕があるほうだと思います。
でも、さっきお話しした「しなやかさ」で言うと、足りないなと感じているんですよね。
同じことを続けるのは得意なんです。野球も小学1年生から高3まで続けたし、整体の業界にも18歳から33歳の今まで15年間ずっといます。
ルーティン化されたことには強い。週5〜6回ジムに行くのも、規則正しい生活を送るのも、決めたタスクをこなすのも問題ない。
しなやかさが足りない
ただ、同じことを繰り返す能力に長けすぎた結果、新しい変化とか、しなやかさがちょっと欠けているなと感じています。
だから今年は、習い事をしてみたり、新しい勉強をしたり、いろんな刺激を受けること、いろんな環境に身を置くこと、いろんな人と交流することに力を入れていこうと思っています。
しなやかな強さを手に入れるステップ
エビデンスとかじゃなくて、あくまで僕の感覚なんですけど、しなやかな強さを手に入れるまでのステップをお伝えしますね。
ステップ1:まず安定させる
まずは体調や周りの環境を、ある程度安定させることが大事です。
どこかに痛みがあったり、メンタル的に不安定だったり、睡眠や食欲にブレが大きかったりする状態で、いろんな刺激を加えてしまうと、それがダメージや負荷になってしまいます。
だからまずは、生活やメンタルを安定させてあげること。
食生活を一定にする、睡眠時間を確保する、ストレッチや筋トレを継続する。
これが第一ステップになるかなと思います。
ステップ2:安定したら選択肢を増やす
ある程度安定したら、いろんな刺激を加えていきましょう。
体の痛みがなくなったら、外にランニングに行ってもいいし、ジムやピラティス、プール、登山、なんでもいいと思います。
いろんなことにチャレンジしてみて、「これはしんどすぎたな」と思ったらまた戻ってくればいい。
プールがしんどかったらランニングにしてみる。ランニングに慣れてきたら、英語の勉強を始めてみる。
そんなふうに、安定した先に選択肢を設けてあげることが、しなやかな強さを目指す上ですごく大事なんですよね。
まとめ:あなたは今、どのフェーズにいますか?
今回は「しなやかな強さ」についてお話ししました。
皆さんも今、いろんなフェーズにいると思います。
体を安定させなきゃいけないフェーズなのか。安定しているけど、同じことの繰り返しになっているのか。
もちろん、同じことを繰り返すのも強みです。
でも心拍変動性のように、ちょっと違うことをやってあげるのも、生物的には良かったりするんですよね。
僕自身もこれに気づくまで結構時間がかかりました。ルーティンや努力からなかなか抜け出せなかったので。
だから今年は、しなやかさを意識して、いろんなことを経験していこうと思います。
皆さんも、自分のペースで一緒に頑張っていきましょうね。

