「体の不調を治したい」「姿勢を良くしたい」「自律神経を整えたい」
そう思って何かを始めたのに、なぜか続かない。
三日坊主で終わってしまう自分を責めてしまう…。
こんな経験、ありませんか?
実はこれ、意志が弱いわけでも、やる気がないわけでもないんです。
今回は、不調を良くするために避けて通れない「不安」についてお話しします。
不調があるということは、何かがズレているということ
体に不調があるということは、何らかのエラーが起きているのは事実なんですよね。
それが姿勢なのか、柔軟性なのか、筋力なのか。
あるいは食事、睡眠、ストレス、メンタル的な環境なのか。
原因はさまざまですが、それをクリアするためには今までとは違う習慣や行動を取る必要があります。
筋力をつけるならトレーニング。
可動域を広げるならストレッチ。
睡眠の質を上げるなら生活習慣の見直し。
当たり前のことなんですけど、ここに大きな壁があるんです。
「現状維持バイアス」が変化を邪魔する
新しい行動を始めると、必ずついてくるのが不安です。
これは人間の脳の仕組みで決まっていること。
「今までの安心安全なサイクルから抜け出したくない」というマインド、いわゆる現状維持バイアスが働くんですよね。
食事を変えた、運動を始めた。
でもなかなか続かない。
それは「今までと違う行動をしていること」に違和感を感じて、「やらない方が楽やな」と脳が判断してしまうから。
そしてこの現状維持バイアス、実は不調があること自体にも働くんです。
姿勢が悪いのが当たり前。
自律神経が乱れているのが当たり前。
痛みがあるのが当たり前。
こう脳が認識してしまっていると、「楽になること」に対してすら違和感を覚えてしまう。
楽な状態をあまり経験したことがないから、良くなることにもブレーキがかかるんですよね。
もうひとつの不安「本当に変わるのかな」
不安にはもうひとつ種類があります。
姿勢も痛みも自律神経も、変えようと思ってもすぐに変化が出ることって少ないですよね。
筋トレだって、始めてすぐに筋力がつくわけじゃない。
1ヶ月、2ヶ月と続けてようやく変化が出てくる。
柔軟性も、思考も、自律神経へのアプローチも同じです。
1日2日では変わらない。
1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月、場合によっては半年や1年かけて変えていくパターンも多いんです。
そこで出てくるのが「ちゃんと変わるんかな」という不安。
トレーニングしてるけど重量が伸びない時期もある。
柔軟性が変わった感じがしない。
思考が変わってきたかどうかなんて、なかなか実感しにくい。
1ヶ月やってみて変わらないと、「これ以上続けても変わらんかもしれへんな」と不安が大きくなって、元の位置に戻ってしまう。
こういうケースってすごく多いなと感じています。
不安を乗り越えるために必要なのは「伴走者」
じゃあ、この不安をどう乗り越えるか。
僕自身が大事だと思っているのは、伴走者の存在です。
一緒に悩みの改善ルートを導いてくれる人。
マラソンの伴走者みたいなイメージですね。
うちのお客さんには、僕自身がそういうサポーターとして関わっています。
必要な方にはLINEでいつでも相談できる体制を取っていて、施術以外のタイミングでも不安を打ち明けられる場所があるようにしているんです。
面白いのが、最初は不安だからLINEの頻度が多いんですよね。
でも症状が改善したり安定してくると、連絡の頻度は減ってくる。
なぜかというと、自分の体やメンタルのハンドルを自分で握れる状態になるから。
最初は「どうしたらいいかわからへん」「ハンドルがどこにあるかわからん」みたいな感じ。
車で言えば、エンジンのかけ方すらわからない状態です。
でも「これはこうしたほうがいいよ」「頑張りすぎんとってね」と線引きをしていくことで、ちょっとずつハンドルの切り方、アクセルとブレーキの踏み方がわかってくる。
だから自然と連絡頻度も減っていくんです。
まとめ:不安を乗り越えた先に、健康な体がある
不調を治すために本当に必要なのは、正しい知識だけじゃありません。
不安を乗り越える伴走者、サポーターの存在かもしれないんです。
育ってきた環境も、今置かれている状況も、人それぞれ違う。
だから不安への対処能力も当然違います。
強い人もいれば、苦手な人もいる。
不安と向き合うのが苦手な人は、伴走者がいた方が、絶対に乗り越えやすくなります。
そして、この不安を乗り越えた先に待っているのは、健康的な体、整った自律神経、前向きな思考。
何かを変えるタイミングでは、不安と向き合う瞬間が必ずあります。
ノウハウだけじゃなく、不安の乗り越え方を知っておくこと。
これが変わるための大きな一歩になるはずです。
ぜひ、あなたに合った伴走者を見つけてみてくださいね。

