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おかだこうき
岡山整体リソル代表
柔道整復師の国家資格を取得後、大阪の整形外科で勤務。病院では骨折や捻挫などの外傷の処置、麻痺や手術後のリハビリを医師と連携し対応してきました。プロ野球選手のトレーナーや同業者へのセミナーも開催し知識・技術・経験を磨いていきました。姿勢の調整に力を入れており、肩こりや腰痛など慢性的な痛みを根本からの改善に導きます。これまでの経験で予防の大切さに気づき、自律神経の調整や栄養のアドバイスなどトータル的な健康のサポートもしています。

1日3食は食べるべき?|ダイエットと健康を両立させる考え方

ダイエットを始めたいけど、1日3食がいいのか2食がいいのか、夜は抜くべきか…。食生活を整えたいとき、まずここで迷いますよね。

今日は、よくいただくこの質問に、理由までセットでお話しします。

結論から言うと、基本は「1日3食」の方が安定しやすいと考えています。ただし「絶対に3食でないとダメ」という意味ではありません。なぜ3食が安定しやすいのか、順番に整理していきますね。

目次

結論:多くの人は「1日3食」の方が安定する

理由はシンプルで、1日に必要なエネルギー(カロリー)や、たんぱく質・ビタミン・ミネラルを満たしやすいからです。

  • 男性は1回で食べられる量が多い人が多く、2食でも1日の必要量を満たせるならそれでもOK。
  • ただ、女性は1回の食事量が少ないケースが多く、2食だと必要量に届きにくいことがよくあります。

無理なく必要な栄養を満たすために、3食に分ける方が現実的で続けやすいんです。

なぜ3食がいいのか(理由を解説)

1. 必要な栄養を満たしやすい

1日分のエネルギー・たんぱく質・ビタミン・ミネラルを、2食でまとめて摂ろうとすると量が多くなりがち。結果としてどれかが不足しやすくなります。3食に分けることで、無理なく「必要量に届く」確率が上がります。

2. 女性はエネルギー切れを起こしやすい

エネルギーは主に「肝臓」と「筋肉」に糖質がグリコーゲンとして貯蔵され、余った分は皮下脂肪や内臓脂肪になります。BMIが正常くらいの前提でいうと、女性は男性より肝臓が小さく筋肉量も少ないことが多く、エネルギーを貯めておける容量が小さめ。だからエネルギー切れを起こしやすいんです。

エネルギー切れになると起きやすいこと

  • 集中力が落ちる、イライラしやすい
  • 肌が乾燥しやすい
  • 内臓や脳の働きが落ちやすい

3食とれていると、1日の中でエネルギーが途切れにくく、体も心も安定しやすくなります。

3. 「夜ごはん抜き」はどうなの?

「夜は寝るだけだから抜いています」という方もいますよね。総摂取カロリーが下がるので、体重はストンと落ちる人もいます。ただし、同時にたんぱく質やビタミン・ミネラルまで不足していないかはチェックしてみてください。

サプリで補うのも一案かもしれませんが、基本は食事からとるのがおすすめ。1日の合計で必要な栄養が満たせているかを見ていきましょう。

3食食べても太らないコツは「運動」と「睡眠」

「3食食べたら太るのでは?」と不安になるかもしれません。ここで大事なのが、食事そのものではなく「運動」と「睡眠」です。

  • 運動で、摂った栄養をきちんとエネルギーとして使える体にする
  • 睡眠をしっかり確保して、食欲のムラを落ち着かせる

食べすぎは良くないですが、「食べること」自体は悪ではありません。しっかりエネルギーを確保して、それを筋肉・脳・内臓に回してあげることが大切なんです。

朝食のヒント

「朝はパンとコーヒーだけ」という方も多いですよね。パンにもエネルギーはありますが、ビタミン・ミネラルは不足しがち。

可能なら、お米と味噌汁、目玉焼きといったシンプルな和定食に近づけてみてください。朝からがっつりでなくてOK。できる範囲で少しずつで大丈夫です。

まとめ:無理なく、必要な栄養に届く形で

  • 基本は3食の方が、必要な栄養を満たしやすく、1日を安定して過ごしやすい
  • ただし、2食で足りるならそれでもOK(大事なのは1日の合計)
  • 夜を抜く場合は、たんぱく質・ビタミン・ミネラルが不足していないか確認
  • 太るかどうかは「運動」と「睡眠」の影響が大きい

食事は、あなたの体と心を動かすエネルギー源。食べることを怖がらず、無理のない形で3食に寄せていくようにしていきましょう!

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執筆者

おかだこうきのアバター おかだこうき 岡山整体リソル代表・柔道整復師

柔道整復師の国家資格を取得後、大阪の整形外科で勤務。病院では骨折や捻挫などの外傷の処置、麻痺や手術後のリハビリを医師と連携し対応してきました。プロ野球選手のトレーナーや同業者へのセミナーも開催し知識・技術・経験を磨いていきました。姿勢の調整に力を入れており、肩こりや腰痛など慢性的な痛みを根本からの改善に導きます。これまでの経験で予防の大切さに気づき、自律神経の調整や栄養のアドバイスなどトータル的な健康のサポートもしています。

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