こんにちは。岡山整体リソルのこうきです。
今日は、股関節の可動域と姿勢の関係についてお話ししようと思います。
股関節って、体の中で一番大きな関節なんですね。
その分、可動域が狭くなれば、体全体への影響も大きくなる。
特にデスクワーク中心で、運動不足気味の方は注意が必要です。
今回は「股関節が硬くなると、なぜ姿勢が崩れるのか?」
そして「どうやって改善していけばいいのか?」
整体師としての経験からお伝えしていきます。
座りすぎがもたらす股関節の機能低下
長時間座っている生活が続くと、股関節まわりの筋肉バランスが崩れてきます。
例えば、腸腰筋は縮んだままになりやすく、太ももの前はパンパンに。逆にお尻の筋肉は使われず、弱っていってしまう。
この状態が続くと、股関節の可動域はどんどん狭まり、筋力も落ちていきます。
それが、結果として姿勢の崩れや、痛みの原因にもつながってくるんです。
股関節が姿勢に与える影響
ちょっと立ち上がって、ガニ股で立ってみてください。
すると、骨盤が後ろに倒れて、背中が丸くなりやすくなりませんか?高齢の方で、猫背かつガニ股で歩く人が多いのも、実はこの連動があるからです。
反対に、股関節が内側にねじれた“内旋”の状態になると、骨盤は前に倒れやすくなります。これは、反り腰の人に非常に多いパターンですね。
股関節の角度ひとつで、骨盤の位置や背骨のライン、膝の使い方まで変わってしまう。体は本当に繊細に連動しています。
可動域は6方向チェックが基本
股関節の動きは、次の6つに分けられます。
・屈曲(前に曲げる)、伸展(後ろに伸ばす)
・外転(外に開く)、内転(内に寄せる)
・外旋(外にひねる)、内旋(内にひねる)
この6方向すべてをチェックしてみることで、動きのクセや硬さが見えてきます。
ストレッチも、全部やらなきゃと気負わなくてOK。
苦手な動きだけ、集中してやるのもひとつの方法です。
まとめ
肩こり、腰痛、下半身の疲れや張り。こうした不調の陰に、実は股関節の問題が隠れていることは本当に多いです。
デスクワーク中心の生活をしている方ほど、自分の股関節の柔軟性や筋力を見直してみてほしい。
おすすめのストレッチはInstagramの投稿をご覧ください!