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おかだこうき
岡山整体リソル代表
柔道整復師の国家資格を取得後、大阪の整形外科で勤務。病院では骨折や捻挫などの外傷の処置、麻痺や手術後のリハビリを医師と連携し対応してきました。プロ野球選手のトレーナーや同業者へのセミナーも開催し知識・技術・経験を磨いていきました。姿勢の調整に力を入れており、肩こりや腰痛など慢性的な痛みを根本からの改善に導きます。これまでの経験で予防の大切さに気づき、自律神経の調整や栄養のアドバイスなどトータル的な健康のサポートもしています。

迷走神経とは?自律神経を整えるカギになる5つのアプローチ

今回は、自律神経を整えるうえでとても重要な「迷走神経」についてお話しします。

最近はSNSや生活習慣の影響で、自律神経の乱れを感じている人が増えています。その中でも迷走神経は、実は自律神経全体の7〜8割を占めるほど大きな影響を持つ神経なんです。

ぜひ最後まで読んで、日常のケアに活かしてみてください!

目次

迷走神経ってなに?

迷走神経は、脳から始まり、首・喉・声帯・心臓・肺・胃腸へと広がる神経です。

この神経が支配する場所を見てみると…
・緊張で呼吸が浅くなる「肺」
・緊張でドキドキする「心臓」
・緊張でお腹が痛くなる「腸」

など、自律神経が乱れたときに不調が出やすい部分と重なっているのが分かります。

つまり、迷走神経がうまく働くことで、心と体が落ち着きやすくなります。

1.首まわりの柔軟性を高める

迷走神経は首を通っているため、首まわりが硬いと働きが鈍くなる可能性があります。

おすすめは首のストレッチや、頭の付け根にある後頭下筋群のケア。

デスクワークで固まりやすい部分なので、意識的にゆるめるように!

2.声を出すことも立派なケア

声帯の振動も迷走神経に刺激を与えると言われています。

たとえば…
・カラオケで思いっきり歌う
・家族や気の合う友人とたくさん話す
・意識して低い声を出す

このような声でのアプローチも迷走神経に刺激になり、自律神経を整えることができます!

3.心臓の働きを落ち着ける

緊張すると脈拍が早くなりますが、これを落ち着けることも迷走神経へのアプローチになります。

おすすめはストレッチやヨガ。深呼吸をしながら体を動かすことで、自然と脈拍が穏やかになります。

4.深い呼吸で肺へのアプローチ

早く浅い呼吸は交感神経を高めてしまいます。

意識したいのは「ゆっくり深く呼吸すること」。

これだけでも、肺を通る迷走神経に心地よい刺激を与え、自律神経が整いやすくなります。

5.腸内環境を整える

迷走神経は腸ともつながっており、腸内の情報は脳にフィードバックされています。

そのため、発酵食品を摂ったり、便通を整えたり、お腹を温めたりすることが非常に大切です。

腸内環境が整うと、メンタルの安定にもつながっていきます。

さいごに

今回は迷走神経に注目して、自律神経を整える方法を5つ紹介しました。

・首・喉・声帯の柔らかさ
・声を出すこと
・脈拍を整える運動
・深い呼吸
・腸内環境の改善

これらを意識することで、自律神経が整い、日々の疲れやストレスにも負けにくくなります。

「なんだか気持ちが落ち着かない」「眠りが浅い」と感じる方は、ぜひ今日から少しずつ取り入れてみてください!

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執筆者

おかだこうきのアバター おかだこうき 岡山整体リソル代表・柔道整復師

柔道整復師の国家資格を取得後、大阪の整形外科で勤務。病院では骨折や捻挫などの外傷の処置、麻痺や手術後のリハビリを医師と連携し対応してきました。プロ野球選手のトレーナーや同業者へのセミナーも開催し知識・技術・経験を磨いていきました。姿勢の調整に力を入れており、肩こりや腰痛など慢性的な痛みを根本からの改善に導きます。これまでの経験で予防の大切さに気づき、自律神経の調整や栄養のアドバイスなどトータル的な健康のサポートもしています。

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