「反り腰は腹筋が弱いから起きる」
「腹筋を鍛えたら反り腰は治る」
そんなふうに考えていませんか?
実は、反り腰の原因を知らないまま腹筋を鍛えても、効果が出ないだけでなく、場合によっては腰を痛めてしまうこともあります。
反り腰の改善で腹筋を使う目的は、背骨と骨盤の安定性を高めることであり、ただ筋肉をつければいいというわけではありません!
今回は「腹筋をしても反り腰が改善しない理由」について詳しく解説し、その改善に向けたポイントをお伝えしますね。
息を深く吐くことができていない
腹筋というと、バキバキのシックスパックを思い浮かべる方が多いかもしれません。
でも、姿勢改善の観点から見ると、重要なのは表面的な筋肉ではなく、深い部分にある腹筋(インナーマッスル)を使えるかどうかなんです!
特に、息を深く吐く動作はインナーマッスルを鍛える基本となります。
これができないまま腹筋トレーニングを行うと、思ったような効果が得られないこともあります。
立っているときの重心や姿勢
反り腰やスウェイバックの姿勢を持つ方の多くは、お腹を突き出した姿勢になりがちです。
この状態では、どれだけ腹筋を頑張って鍛えても、日常の姿勢が安定しにくいんです。
まずは、正しい重心や姿勢を意識し、息をしっかり吐く習慣を身につけることが大切です!
繰り返しの動作で体に正しい姿勢を覚えさせることが、反り腰改善につながります◎
背骨の柔軟性が低い
猫背を嫌がり、背中を反らせようとする意識が強い方もいらっしゃいますよね。
でも、背骨を丸める動作も体にとっては必要なんです。
胸椎(背中の背骨)は、軽く丸まっているのが正常な状態であり、この動きを意識することで呼吸や腹筋の働きも改善されます。
例えば、背骨を丸めた状態で深呼吸を行うエクササイズを取り入れると、自然と呼吸が深くなり、体幹の安定感も増してきますよ!
さいごに
反り腰でお悩みの方は、まずはインナーマッスルを意識した呼吸や姿勢改善から始めてみましょう!
ただ筋肉を鍛えるだけではなく、背骨の動きや重心の意識を取り入れることで、より効果的な改善が期待できますよ(^^)