MENU
おかだこうき
岡山整体リソル代表
柔道整復師の国家資格を取得後、大阪の整形外科で勤務。病院では骨折や捻挫などの外傷の処置、麻痺や手術後のリハビリを医師と連携し対応してきました。プロ野球選手のトレーナーや同業者へのセミナーも開催し知識・技術・経験を磨いていきました。姿勢の調整に力を入れており、肩こりや腰痛など慢性的な痛みを根本からの改善に導きます。これまでの経験で予防の大切さに気づき、自律神経の調整や栄養のアドバイスなどトータル的な健康のサポートもしています。

安心感が自律神経に大切な理由|ストレスケアと迷走神経の役割

今日は、自律神経を整える上で「安心感」がなぜ重要なのかについてお話します。

自律神経を整えると聞くと、ストレッチや瞑想、睡眠といったイメージを持つ方も多いですよね。

しかし、意外と見落とされがちなのが「安心感」です!

目次

ストレスホルモン「コルチゾール」と安心感

ストレスが蓄積すると、体内で「コルチゾール」というストレスホルモンが分泌されます。本来、コルチゾールは危機的状況で身体を守るために役立つホルモンですが、これが慢性的に出続けると問題になります。

コルチゾールが過剰に分泌されると、脳の「扁桃体」が活性化します。扁桃体は恐怖や不安を感じやすくする部分で、ここが敏感になると、普段は気にならないようなことまで過剰に不安や恐怖を感じてしまいます。

その結果、自律神経は交感神経優位になり、体は緊張状態に。

緊張状態が続くと、呼吸が浅くなり、筋肉は緊張し、疲れが取れにくくなります。こうした悪循環を防ぐために「安心感」が必要なんです。

安心感と迷走神経の深い関係

安心感を感じるためには、気の知れた友人や家族とのコミュニケーションがとても効果的です。会話やコミュニケーションは「迷走神経」を刺激します。迷走神経は自律神経を整える役割があり、これが刺激されることでリラックスしやすくなります。

具体的には、リラックスできる人との会話やカラオケなどでの発散がおすすめです。こうして安心感が得られると、扁桃体の緊張が和らぎ、コルチゾールの分泌が低下します。結果として自律神経が落ち着くのです。

体を動かすことによる安心感

安心感はコミュニケーション以外にも、体を動かすことで得られます。例えばストレッチやヨガ、深呼吸を意識した動きも非常におすすめです。

呼吸を意識しながら体を動かすことで、肺を通じて迷走神経が刺激され、自律神経が安定しやすくなります。

あなたが安心できる方法を見つけよう

安心感の感じ方は人それぞれ。大人数で楽しむタイプもいれば、ひとりで静かに過ごすのがリラックスできる人もいます。自分にとってどんなことが安心感につながるのか、ぜひ一度振り返ってみてください。

僕の場合はジムでランニングをすることがリラックス方法のひとつです。あなたに合ったリラックス方法を見つけて、日々のストレスケアに役立ててください。

SNSを見ることも意外と刺激になり、実はあまりリラックスできません。SNSを見て休むよりも、本を読んだり、自然の中で過ごしたり、銭湯でリラックスする方が効果的ですよ。

日々の小さな意識が、自律神経を整える大きな一歩となります。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

執筆者

おかだこうきのアバター おかだこうき 岡山整体リソル代表・柔道整復師

柔道整復師の国家資格を取得後、大阪の整形外科で勤務。病院では骨折や捻挫などの外傷の処置、麻痺や手術後のリハビリを医師と連携し対応してきました。プロ野球選手のトレーナーや同業者へのセミナーも開催し知識・技術・経験を磨いていきました。姿勢の調整に力を入れており、肩こりや腰痛など慢性的な痛みを根本からの改善に導きます。これまでの経験で予防の大切さに気づき、自律神経の調整や栄養のアドバイスなどトータル的な健康のサポートもしています。

目次