「姿勢を良くしたいけど、筋トレとストレッチ、どっちから始めればいいの?」
そんな疑問をよくいただきます。
今回は、運動不足の方が自宅で姿勢改善を始める際に「どちらから始めるべきか」について、理由とともに分かりやすく解説していきます。
姿勢を整えたいけど、何から始めればいいのかわからない方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
結論:まずはストレッチから始めましょう
姿勢改善を目指すなら、まずは「ストレッチ」から始めてください。
なぜなら、多くの方が関節の可動域が狭くなっており、そのまま筋トレをしても効果が出にくかったり、逆にバランスを崩してしまうリスクがあるからです。
ストレッチによって
・体の動かせる範囲が広がる
・筋肉が「伸びている」感覚が養われる
この感覚は、後に行う筋トレで「効かせる」感覚のベースにもなります。
たとえば…
・前屈で太もも裏が伸びている
・仰向けで膝を曲げると太もも前が伸びる
・開脚で体を横に倒すと脇腹が伸びる
このように、どこが伸びているかを意識できるようになることが、筋トレにも活かされるんです。
ストレッチに慣れてきたら筋トレをプラス
ストレッチを1ヶ月ほど続けて、体がある程度動くようになったら、筋トレをスタートしていきましょう。
ただし、姿勢のタイプによってトレーニングする部位は異なります。
特に多いのが
・スウェイバック姿勢
・反り腰
この2つが原因でストレートネックのような見た目になっているケースも少なくありません。
そのため、姿勢改善に必要な筋トレ部位は以下の4つに絞るのがおすすめです。
・胸筋
・腹筋
・お尻
・太もも裏(ハムストリングス)
一方で、背中や太もも前の筋トレは、反り腰やスウェイバックの悪化に繋がる場合があるため、最初は避けた方が安心です。
ジムに行けないならラジオ体操が最強の味方
梅雨の時期や雨の日など、外に出られない日は「ラジオ体操」がおすすめです。
・上半身をひねる
・足を広げて伸ばす
・肩を回す
・全身をリズミカルに動かす
ラジオ体操は、実はかなり優秀な全身運動なんです。
ジムに行くのが難しい人や、運動を続けられるか不安な人は、ぜひラジオ体操を取り入れてみてください!
体の内側から整えるために汗をかこう
梅雨の時期は湿気が多く、東洋医学的には「胃腸の働きが落ちやすい」季節とされています。
この時期に
・食欲が落ちる
・冷たいものばかり飲んでしまう
・アイスなどを食べすぎる
といった生活をしていると、エネルギー不足で夏バテに繋がりやすくなります。
だからこそ、「汗をかく」ことが大切なんです。
散歩やラジオ体操など、軽い運動で汗をかく習慣を、ぜひ取り入れてみてください!
さいごに
今回は「姿勢改善はストレッチから始めるべき理由」についてお話しました。
いきなり筋トレではなく、まずは週に3〜4日、10分〜15分のストレッチからスタートしてみてください。
体が整ってくると、筋トレもより効果的になります。
運動に慣れてきたら、姿勢タイプに合わせて筋トレを追加し、少しずつステップアップしていきましょう!