呼吸が浅くなると、体にさまざまな悪影響が出ることがあります。
なんとなく疲れが取れにくい、リラックスできないと感じる方も多いのではないでしょうか。
今回は、呼吸が浅くなる原因と、簡単にできるセルフチェックの方法をお伝えしていきます。
ぜひ最後までご覧ください!
呼吸が浅くなる主な原因
呼吸が浅くなる原因は大きく3つに分けられます。
1・「姿勢の悪さ」
猫背の場合は肋骨が圧迫され、反り腰やスウェイバックの場合は腹筋がうまく使えず、肋骨の動きが制限されます。
その結果、深い呼吸がしづらくなります。
2・「自律神経の乱れ」
ストレスや食いしばり、肩こりなどが続くと交感神経が優位になり、自然と呼吸が浅くなりがちです。
特に睡眠不足が続いている方も、呼吸が浅くなる傾向が強いです。
3・「筋肉の緊張」
背中の筋肉や肋間筋、腹筋などが硬くなると、呼吸に必要な肋骨の動きが制限されてしまいます。
肋骨は本来、吸う時に広がり、吐く時に縮む動きをしますが、筋肉が硬いとこの動きが妨げられてしまうのです。
優先順位を見極めることが大事
呼吸が浅い原因は1つではなく、複数が重なっていることも多いです。
そのため、自分の生活を振り返り、何が一番の原因かを考えることが大切です。
・睡眠が極端に悪いなら、まずは睡眠改善
・姿勢が悪いなら、姿勢改善のアプローチ
・筋肉が硬いなら、ストレッチを意識
このように、優先順位を決めて対策をしていくのがポイントです!
呼吸の浅さをチェックする方法
自分が呼吸が浅いかどうか、次のポイントでチェックしてみましょう。
・深呼吸をした時に肩がすくんでいないか
・肋骨に手を当てて深呼吸をし、しっかり動きを感じられるか
・反り腰やスウェイバック、猫背などの姿勢の癖がないか
・肋骨の下(肋骨弓)が90度以上開いていないか
これらを鏡の前で確認したり、仰向けで寝ながら肋骨に手を当てて深呼吸するのもおすすめです。
呼吸が浅いと、疲れが取れにくいだけでなく、姿勢の悪化やストレスの蓄積にもつながります。
まずは意識して呼吸を深めることを心がけてみてください😌
さいごに
最近は寒暖差が激しい時期なので、体にもストレスがかかりやすい季節です。
呼吸の深さは自分では気づきにくいこともありますが、疲れやすさや姿勢の癖からヒントを得ることができます!
呼吸の質を見直すだけでも、体の変化を感じられる方は多いです。
呼吸に不安がある方は、お気軽にご相談ください!