今日は胸椎の回旋可動域の重要性についてお話をしていきます。
回旋というのは体をひねる動きのことなんですが、この動きはすごく重要なんです。その理由と改善方法について詳しくお話ししていこうと思います。
現代人の胸椎が硬くなってしまう理由
まず現代社会では、デスクワークが増えたり、歩く時間が減ったりといった理由で胸椎自体を動かすことが少なくなってしまっているんです。
また背中や胸椎周り、肋骨が硬い人がかなり増えているように感じます。実際に多くのお客さんを見ていても、本当に硬くなっている方が多いんです。
胸椎の回旋可動域が減るとどんな問題が起きるの?
1. 背中の硬さと呼吸の浅さ
まず胸椎の回旋可動域が減ってしまうと、背中の硬さも起きやすくなりますし、背骨と肋骨は関節で構成されているんですが、肋骨の動きも悪くなるんです。
そのため呼吸の浅さといった症状にもつながってしまうんです。
2. スポーツパフォーマンスへの大きな影響
あとはスポーツとか散歩とか走るとか歩くでも、胸椎の回旋可動域がすごく重要になります。
野球でも投げるとき、打つとき、体は絶対にひねりますし、ゴルフなども当然ですよね。またバレーボールやボクシングといった動きでも胸椎の回旋、体をひねる動きは必ず入りますので、スポーツのパフォーマンスの向上にもすごく重要なんです。
3. 体幹が弱くなってしまう(これは意外と盲点です)
あとは少し盲点だとは思うんですけれども、この胸椎の回旋可動域が少なくなることで体幹がやっぱり弱くなってしまうんです。
体をひねるときに使うのが腹斜筋と言われるお腹の横にある腹筋なんですけれども、腹斜筋がまさしく胸椎をひねるための筋肉なんですね。
でも体の回旋可動域が少ないということは、この腹斜筋も使いにくくなってしまいますので、腹斜筋が弱くなってしまう。その結果、体幹が使えなくなってしまって姿勢が悪くなるとか、そういったトラブルにもつながりやすくなります。
効果的な改善方法をご紹介します
なので、この胸椎の回旋可動域は、意識的に普段の生活で出してあげることがすごく重要だなと感じております。
基本的なエクササイズ
方法としては、仰向けで寝た状態で、膝を曲げた状態で、その状態で膝を左右にパタパタ倒してあげるような運動もすごくいいです。
あとは、ラジオ体操で体をひねる運動ってあるじゃないですか。腕を伸ばして立った状態で、体を大きくひねるような運動ですね。そういった動きもめちゃくちゃいいです。
より効果を高めるためのステップアップ方法
中には胸椎が硬い状態がもう定着してしまっていて、もうなかなか自分のストレッチでは動かせないという方は、ストレッチポールとかボールを使って、まず背中をほぐすようにしてあげてみてほしいなと思います。
背中の筋肉をほぐした後に、そういったストレッチをしてあげることで、普段よりも動きやすさが掴めるかなと思いますので、ほぐしてからストレッチをするのも人によってはかなりオススメの方法なんです。
こんな症状に心当たりありませんか?
胸椎の回旋可動域が悪くなっている人に多いのが、長時間の同じ姿勢を続けていたら、背中とか腰の筋肉が痛くなる、背中、腰が痛くなるという方なんですね。
どうですか、皆さん、当てはまる方いらっしゃいますか?動かした時は大丈夫だけど、同じ姿勢を続けていたら背中とか腰が痛くなる、デスクワークを続けていると痛くなる、そういったパターンです。
痛みの本当の原因
もちろん、これも筋肉の硬さが影響しているわけなんですけれども、特に私がイメージするのが、柔軟性が低いことによる筋肉の中の血管の機能の不全ですね。
血流が悪くなってしまって、それによって長時間同じ姿勢を取ると痛みが出てしまうっていう可能性も強く考えられるかなと思います。実際に多くのお客さんを見ていても当てはまる人多いですね。血行が悪いという状況で痛みが出てしまう人、かなり多いです。
まとめ
なので普段からある程度動かせる状態を作っていく、柔らかい状態を作っておくということが、筋肉の中の血流を改善させて、同じ姿勢を取っていても痛みを感じにくい状況を作ってくれますので。
この胸椎の回旋可動域が出るだけで、呼吸の状況だったりとか、背中の硬さ全然違ってくるので、ぜひ試してみてほしいなと思います。
同じ姿勢を取り続けていることによって痛みが出てしまう人も、ぜひ胸椎のエクササイズ試してみてください!