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おかだこうき
岡山整体リソル代表
柔道整復師の国家資格を取得後、大阪の整形外科で勤務。病院では骨折や捻挫などの外傷の処置、麻痺や手術後のリハビリを医師と連携し対応してきました。プロ野球選手のトレーナーや同業者へのセミナーも開催し知識・技術・経験を磨いていきました。姿勢の調整に力を入れており、肩こりや腰痛など慢性的な痛みを根本からの改善に導きます。これまでの経験で予防の大切さに気づき、自律神経の調整や栄養のアドバイスなどトータル的な健康のサポートもしています。

ストレスや不眠で悩んでいるあなたへ|腸内環境を整えることがカギ

「なかなか寝つけない」
「寝ても疲れが取れない」
「イライラしやすくて、心が落ち着かない」

そんな悩みを感じている方は、腸内環境を見直してみる価値があります。

一見関係のなさそうな「腸内環境・ストレス・睡眠」

実はこの3つは、体の中で深く結びついています。

今回は、その仕組みや改善のヒントについてお話していきます。

目次

ストレスが続くと、脳も神経も疲れてしまう

ストレスが溜まると、コルチゾールというストレスホルモンが分泌されます。

このコルチゾールが長期間にわたって高い状態になると、脳の「扁桃体(へんとうたい)」という部位が過剰に働き、不安や恐怖を感じやすくなってしまうんです。

そうなると、自律神経が交感神経優位(=戦闘モード)になりやすくなり、「なんだか落ち着かない」「気が休まらない」状態に。

この状態が続くことで、夜ぐっすり眠れなくなったり、寝ても疲れが取れなかったりします。

腸内環境とストレスをつなぐ“セロトニン”の役割

ここで登場するのが「セロトニン」。

別名“幸せホルモン”とも呼ばれるこの物質は、実は体内の90%が腸でつくられていると言われています。

セロトニンには、コルチゾールの過剰な働きを抑えてくれる作用があります。

つまり、腸内環境が良くなることでセロトニンが分泌され、ストレスに強くなり、気持ちも安定しやすくなるというわけです。

有酸素運動や人との関わりでもセロトニンは増える

セロトニンは腸内環境だけでなく、軽い有酸素運動や、信頼できる人との会話・時間の共有でも分泌されます。

ただし、腸内環境が悪い状態では、その効果も半減。たとえば「本来なら100分泌されるところが、50しか分泌されない」といった具合に。

だからこそ、まずは土台となる“腸”を整えておくことがとても大切なんです。

腸内環境を整えるためにできること

難しいことは必要ありません。

基本は以下のようなシンプルな習慣です
・ジャンクフードを控える
・アルコールやタバコを減らす
・揚げ物や質の悪い油を摂りすぎない
・肉ばかりでなく、野菜や海藻、発酵食品をバランスよく摂る

いわゆる「和食」を意識すると、自然と腸にやさしい食事になります。

まとめ:腸を整えることは、心と眠りを整えること

ストレスを減らすには、まず“腸”を整えること。

腸が整えば、セロトニンがしっかり出て、心も落ち着き、睡眠の質も上がってきます。

今日からできる一歩として、食事を見直してみたり、腸に良いサプリを取り入れてみたり。

無理なく続けられる方法から始めてみてくださいね!

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執筆者

おかだこうきのアバター おかだこうき 岡山整体リソル代表・柔道整復師

柔道整復師の国家資格を取得後、大阪の整形外科で勤務。病院では骨折や捻挫などの外傷の処置、麻痺や手術後のリハビリを医師と連携し対応してきました。プロ野球選手のトレーナーや同業者へのセミナーも開催し知識・技術・経験を磨いていきました。姿勢の調整に力を入れており、肩こりや腰痛など慢性的な痛みを根本からの改善に導きます。これまでの経験で予防の大切さに気づき、自律神経の調整や栄養のアドバイスなどトータル的な健康のサポートもしています。

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